ポーランドのベテランブラック/デスメタルバンドの9th。
もはやビジュアル以外は完全にデスメタルではあるが、音楽的にカッコイイので問題なし。
近年のVaderのような整合感があり適度に緩急つけた重厚デスメタルがたまらない。
ザクザクした殺傷の能力高めのリフ→トレモロリフと時折美しいメロディーも交えるギター、
手数多めで緩急自在のドラム、イーヴィルな咆哮と各パートのポテンシャルは極めて高い。
またギターソロでの耽美なメロディーなど、ブラックメタル特有の妖しい雰囲気も垣間見せる。
楽曲の完成度も高く、ベテランならではの充実した実力は折り紙つき。
サウンドプロダクションもとても高音質で素晴らしい。
アルバム全体のクオリティは重鎮らしいさすがの完成度。
しいて言えば、冒険がなく破綻を見せないのが難といえば難か。
しかし、あくまで贅沢な注文だろう。
Vaderと共にポーリッシュシーンを牽引する重鎮バンドの力作だ。