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母と娘の協奏曲
 
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母と娘の協奏曲 [単行本]

千住 文子 , 千住 真理子
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

メリーさんの羊からバッハへ。音楽は母と娘を人生の深淵へといざなった。

内容(「MARC」データベースより)

同じ家で暮らしながらも、中々じっくりと話し合う時間がないという二人が、ヴァイオリン、芸術、家族、生き方について、時には反論を交わしながら語る。母と娘の濃密な時間の貴重な記録。千住真理子デビュー30周年記念出版。

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: 時事通信出版局 (2005/05)
  • ISBN-10: 4788705540
  • ISBN-13: 978-4788705548
  • 発売日: 2005/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 270,402位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By New JJ-K 72 トップ1000レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
表裏の装丁が千住博氏の素敵な絵の本書ですが、とても心が安らげる演奏をするヴァイオリニストの千住真理子さんとその母文子さんの対談集です。

音楽、家族、女性としての幸せ等の多岐に亘る話題に対して、二人の深い洞察を含んだ会話がなされていて、とても興味深く読むことが出来ました。

また、読み手の人生経験によって本書の印象は大きく変わる、優れた小説のような印象を受けました。

文中、前は「私が死にそう」って言ったら、「死んで見なさい」って詰め寄ってきたじゃない。私はいつまでも、そう言い続けて欲しいのよ。という千住真理子さんの言葉に対して、

「今、あなたは死んで見なさいって言ったら、本気で死ぬかもしれないよ」とみんなに言われるようになったじゃない。だからうっかり「死んで見なさい」なんていうことは言えなくなっちゃったのよ。

というような会話がなされています。

一時期ヴァイオリンを弾くことを止めたり離婚等の様々な経験をされ、それらを乗り越えて、年100回の演奏会をソリストとして行い、更に高みの芸術を追い求めている千住真理子さんの生き様にとても感動を覚えました。

ステージは違いますが、ビジネスの世界でもっと自分が価値をおく高みを目指そうという、やる気・勇気を本書からもらった気がします。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ひろ×3 トップ50レビュアー
形式:単行本
前半の半分以上は、千住家における母と娘の半生を振り返るものになっているが、「千住家の教育白書」や、千住真理子氏のエッセイ集では、あまり触れられなかった、細部のエピソードなどが語られており、興味深い。何より、生の会話が記録されているので、対話の生き生きとした様子が伝わってきて、読みやすい。

軽妙に会話は弾んでいくが、後半以降になると、芸術性についてとか、道を究めていく際の孤独といったような、哲学的な話題に話は移っていく。「ヴァイオリニストは孤独だわよね。だって、自分の演奏が(客観的に)分からない。」と言う真理子氏。それから会話が進み、「きれいにヴァイオリンを弾く、人が手を叩いた、これはすべて芸術ではなくて、単なるヴァイオリン弾きであり、それは虚しい」とし、「ヴァイオリン弾きと芸術は違う」と語る文子氏。絶頂期に引退すべきではと言う真理子氏と、命ある限り芸術の頂点を目指すべきだという文子氏。ホロヴィッツの話題もあがりながら対話が進む。

「自分の将来を考えると非常に不安に思う〜。自分の家族というのはいずれいなくなってしまう。〜私はお母ちゃまが本当に幸せだと思うわね。」と述べる真理子氏。それに対して母である文子氏はこうさとす。「子供のあるなしに関わらず、孤独でない人間が一人でもいるでしょうか。絶対にないです。」

孤独であるからこそ、素晴らしい世界が生まれ、哲学が生まれ、宗教が生まれる。「孤独だからこそ素晴らしいんですよ」と含蓄のある文子氏ならではの言葉が聞ける。

軽い対談集かと思って読み出しましたが、後半は考えさせられる部分が多かったです。2人とも文章が達者なので、これからまた出されるであろう著作が楽しみとなりました。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
今までの千住文子さんのイメージが違っていたことがわかりました。
よいご家庭のおっとりした奥様だと思っていた文子さんは、実は、ご自分の思ったこと考えたことを更に深く考えながら、ご自分の信念のもと真理子さんを育てられ、
また、真理子さんの率直なお話しから、本当にプロの演奏家として生きていくことは本当に大変なのだなと感じました。
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