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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
食を巡る基本的な知識を解りやすく説いているが、鵜呑みにしてはだめ,
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レビュー対象商品: 毀された「日本の食」を取り戻す (単行本)
米消費激減で、農家の生産調整負担が大きくなっていることp.91-92、日本にパン食が急速に広まったのは、アメリカの戦略による学校給食パン食化と、大学の先生等の「米は健康に悪い」というプロパガンダの効果であることp.92-102等、食と農の危機を一体的に解りやすく説明。政府食生活指針の一日30品目信仰が米消費を減らしたp.148という指摘も納得(農水省も進める「食事バランスガイド」も同様の効果があるのでは?)。しかし、この本のp.98の表からも解る通り、今でも主食に占める割合は小麦(33%)より米(66%)の方が圧倒的に大きく、米の一人一年当たり消費減少(マイナス50.3kg)の主要因は、小麦消費増(プラス6.8kg)ではなく、主食穀物全体の消費減少(マイナス51.1kg)であることは明らか(生活水準向上が主食穀物の消費減少を招くことは世界共通の現象)。米の消費減少要因としてアメリカの陰謀で小麦消費が25%も増加したことを強調する著者の主張p.97は誤解を与えるものだ。著者の説明は「アメリカと盲従日本政府が悪い」という単純シナリオのため、解り易くおもしろいが、話を鵜呑みにせず読んで沸いてくる疑問を大切にして更に勉強していくことが必要。
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