上巻のみ読み終わった感想は、<すごいわァ〜>
幾つかのお話がショット・ガン形式で展開されるのだが、
ジワジワとした病原体への感染の過程はこれまで、読んだこともないぐらい詳細を極め、
ハードさと、ユーモアを交えた絶妙の配球(”選挙”には笑ってしまった。)にページをめくる手が止まらない。
この病原体たち(複数形-読めば分かる)が、これから下巻で宿主を如何変えていくのか強烈なサスペンスが盛り上がる。
さらに(別の形で?)モンスター化した感染者の凄惨な殺戮(もっとぬるい展開かと思っていたが、とんでもない!
凄まじい描写が続きます)、調査を開始したCIAとの死闘、さらには”病原体”に敵対勢力が存在する可能性も...
あ〜ッ、目くるめくSF、ホラー、サスペンス、アクション。
それにしても、夏来健次氏、スレイド作品の時は、それ程にも感じなかったが、この作品上手いなァ〜
つい最近欧州で新種のO-104が発見され2000人以上が感染したとの報道があったが、今だ
知られていない、あるいは突然変異した未知の病原体が発症する可能性があるのだと思い知らされ、
ひょっとしたら本書に似た病原体も..ナイナイ。
(しかし、チョッと前にキングの小説に、携帯電話の電磁波で人類がゾンビ化する話があったが、その後
WHOが携帯電話の使用による脳腫瘍のリスクを指摘しており...)
余計な事は置いておいて、下巻に取り掛かります。