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「サイコ」「羊たち」のモデルはもちろん、手塚治虫「ペーター・キュルテンの記録」のことも、山岸凉子「悪夢」のマリー・ベル事件の全貌も、オリバー・ストーン「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のモデル(というか何を描こうとしたのかってとこ)も、アリーmyラブでいまいちわかりにくかった「斧殺人事件」の元ネタも、書いてあります。短いからといって手を抜かないのはさすが殺人マニア。
残念ながら取り上げられなかったネタも多い(人民寺院や太陽寺院などの集団自殺、ゾディアック事件、ヨークシャーリッパー、日本のルーシーブラックモア事件とかも言及してほしかったよねですけど、本作が売れたらきっと続編が期待できるでしょうから、みんな、買って読もう!
作者は律儀に、その殺人現場に行って、それから、その事件について語ってます。
私もそうですが、なぜ人は猟奇殺人に興味を持つのでしょうか?この本の最後の対談で、なぞが解けたような気がします。
一線を越えるか超えないか、人間の面白さを伝える本としてお勧めです。