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殺人の門 (角川文庫)
 
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殺人の門 (角川文庫) [文庫]

東野 圭吾
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (59件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新直木賞作家が紡ぐ、衝撃の問題作!
あいつを殺したい。奴のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。でも、私には殺すことができない。殺人者になるために、私には一体何が欠けているのだろうか…。心の闇に潜む殺人願望を克明に描く、衝撃の問題作!

内容(「BOOK」データベースより)

「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。

登録情報

  • 文庫: 617ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043718047
  • ISBN-13: 978-4043718047
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (59件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
23 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:文庫
とにかく救いようのない主人公。
この一言に尽きると思う。

「いい加減学習しろよ!」

と何度本に向かって突っ込みたくなったことやらw

自分の不幸は何もかも倉持のせい、としているけれど、最終的決断を下したのはすべて主人公自身。
だからこそ、殺人を犯すまでの殺意には結局至らないでいる。

ハッキリ言ってヘタレだ(笑)

それだけ苦しめられているのならば、なぜ一切関わらないようにしないのか。
もう二度と騙されない、と決意しながらも何度も何度も騙される主人公。
結局は離れられない絆みたいなものがあったのかも。

数々の伏線の張り方は、「白夜行」に通じるものがあるかも。
最後のオチ(?)はなんとなく予想できたものではあったけれど
さすがに、「あそこ」までとは思ってなかったなぁ…うん。

600ページ以上もある長編であるにもかかわらず一気に読めたのはさすが東野圭吾。
でも、やっぱりなんとも言えない後味の悪さみたいなものを感じずにはいられないかも。

どよーん、と暗くなりたい人にはオススメできる作品です。
このレビューは参考になりましたか?
47 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By シロフォン トップ1000レビュアー
形式:文庫
恵まれた家庭に育ち、やがて不幸へと傾いていく主人公・田島和幸と、彼の人生を狂わせる倉持修の物語。

田島はあるきかっけから殺人に興味をもった。その興味が、倉持の出現によって具体化する。小学校時代から大人になってもなお、倉持が現れては田島を不幸へと導く。何度も煮え湯を飲まされ、他人にも平気で酷い仕打ちをする倉持を憎み、殺したいと思う。しかしその憎悪は実際に殺人を犯すまでには至らない。田島はなぜ殺せないのかと自分に問う。そして憎悪が殺意に変わる限界点を知りたいというある種の強迫観念に取りつかれ、倉持との関係を断ち切ることができなくなる。結果、ますます転落の人生を歩む羽目になっていく。

一方で二人を結びつけているのは殺人というキーワードだけではない。「この世の誰もが騙されるであろう真剣な光」が倉持の瞳には宿っており、田島がそれを信じてしまうためだ。そうして二人の歪んだ関係は続いていき、最後には・・・・・

というのがあらましであるが、殺意をテーマに歪んだ関係を描いた問題作と評価する向きもあるだろう。しかし、わたしには、

  ・田島があまりにも簡単に騙されすぎる

  ・騙されてもなお「心底彼を恨んでいる者はいない」という倉持の魅力的な人物像が見えてこない

などの理由でいまひとつ好きになれなかった。何でこんな人にあっさり騙されるのかと、歯がゆくて苛ついてしまうのだ。

本書で改めて感じたのだが、一人称で書かれた東野作品とは、自分はあまり相性がよくない気がする。個人的な好みが入っているが、期待値の高い分、星3つ(弱)とさせていただく。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By けい0210 VINE™ メンバー
形式:文庫
一見思慮深いもののモノの見事に騙されつづける馬鹿な主人公にイライラ。
途中読むのをためらうことも。

しかし、こういうことかも?と頭をよぎる。
傍から見ていたらありえないお馬鹿な選択なんだけど、でも
当人としては極めて論理的な冷静な判断だったと、(それが滑稽なんだけど)
実際はそういうものなのかもしれない。と、
背中がぞくっとする恐怖を感じた。

ラストシーンも主人公は救われず。

自分(だけ)は違うよな、と自分に言い聞かせた、言い聞かせたくなった一冊。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
お勧めの本
主人公の忍耐力とアホさに脱帽。
最後はこれでも殺人罪になるのか。
投稿日: 1か月前 投稿者: ナイトウォーカー
『白夜行』『幻夜』タイプ
『白夜行』『幻夜』タイプ

1回目は続きが気になって、結構面白く読みました。
2回目はイライラ読みました。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ぱんだっち
これはミステリーではない
主人公が今までどう生きてきたか、ダラダラと描写しているだけであって、結局何がいいたいか分からない。ミステリーだと思って読んだら失望した。
投稿日: 5か月前 投稿者: レビュー作成者
馬鹿な奴は損をする
全世界で当たり前の悲しい事実。馬鹿であったり考える力が足りないと、こうなる可能性が高まるということを教えてくれる本。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: らいむ
東野圭吾の全作品を読んだら、もう一度読み直したい物語だ。
殺人の門というから,それをくぐりぬけて,どんどん殺人が起こるのかと思いました。

著者は,倉持なのだろうか。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: kaizen
暗い作風
「友人を殺したい」、と考える主人公の物語です。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: ようすけ
鬱小説
父親が歯医者を営んでおり、裕福な家庭で幸せな生活を送る田島和幸。そんな彼の元に呪いの手紙が届く。その手紙をきっかけに次々と不幸が押し寄せる。その不幸に毎回関わって... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: スイスロール
殺人の門
主人公の田島が幼なじみの友人倉持に殺意を抱き、やがて行為に移る過程を延々と描いた作品だ。主人公の過去のつらい人生、取り分けいじめから始まり、やがて詐欺まがいの罠に... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: 戦国時代狂
普通は完全に縁を切るな
文庫本を手にとり、活字の小ささとそのボリュームに圧倒されるが、
読みはじめるとそんな事は忘れ、すぐ作品の世界に入り込んでいる。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: 白熊
殺したい衝動
人をどれほど殺したいという衝動にかられるだろうか。
主人公の悲惨な人生を考えると確かに殺したくなるだ... 続きを読む
投稿日: 2010/4/25 投稿者: ちゃあ太郎
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