多くの登場人物は明らかに異常です。でも無意味に異常なわけではなく、
誰もが奥底に持っている「何か」をそれぞれ極端に増幅した結果なのではないでしょうか。
究極のSMという題材を通して、人間と暴力・絶望・希望・その他もろもろの関係を描いたといった印象です。異常性のなかに垣間見えるリアルさには、作者の「人間」への造詣の深さを感じます。
さらに、作品としての完成度が素晴らしい。
一貫性があり、ボリュームも過不足なしって感じです。
中盤以降は「あるラスト」にまっすぐ向かっていく展開になります。
そしてラストで何かが起こります。
ラストでは感動しました。
ギャグだけど感動、かつ異常、そしてロマンティックなシーンです。
拷問や殺しの部分がグロいので、それに抵抗のある方は受け付けないかもしれないです。ちょっとやりすぎですから。