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殺しの儀式 (集英社文庫)
 
 

殺しの儀式 (集英社文庫) [文庫]

ヴァル・マクダーミド , 森沢 麻里
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 960 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

プロファイリング(犯人像割り出し)に浮かびあがる犯罪者の狂気と孤独!異常な連続殺人に女性捜査官と心理分析官が挑む。'95年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞受賞作。(解説・穂井田直美)

内容(「BOOK」データベースより)

イギリス中部の大都市で連続殺人事件が起こった。犠牲者はすべて男性だ。きれいに洗われた死体にはむごい拷問の跡。血眼で犯人を追う警察は内務省から心理分析官トニーの応援を頼んだ。警察内部の冷ややかな目を背に、女性警部補キャロルとチームを組んで息づまる捜査が始まった。犯人は同性愛者か!?そして、さらに犠牲者が…。CWAゴールド・ダガー賞受賞の迫真のミステリー。

登録情報

  • 文庫: 560ページ
  • 出版社: 集英社 (1997/4/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087603075
  • ISBN-13: 978-4087603071
  • 発売日: 1997/4/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 0.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 176,511位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
先に映像化された作品「ワイヤー・イン・ザ・ブラッド」を見ていたので、そのイメージで読んでしまったのだが、原作のほうが細かい描写に優れていてなかなか面白かった。中でも犯人の器具を使った拷問の描写はかなり残酷なので、忠実な映像化は難しいと思うが、犯人の心理描写はやはり原作が勝っていたと思う。

ラストも少し違っているので、映像と原作、双方楽しめると思う。
それにしてもこれほど残酷な犯罪を犯す心情の裏に、愛情を求める叫び(かなり歪んではいるのだが)が隠されているのだから、この原作者はただものではない。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
英国におけるミステリーの頂点、「CWA(英国推理作家協会)賞」の’95年度ゴールド・ダガー賞(最優秀長編賞)受賞作である。

ヴァル・マクダーミドは日本ではあまりポピュラーではないが、イギリスやアメリカでは、あのジェフリー・ディーヴァーが好きな作家のひとりとして挙げているほど、その才能と作品が高く評価されている女流作家であり、本書も出色の出来のサイコ・サスペンスである。

イギリス中部の地方都市ブラッドフィールドで、男性ばかりを狙った連続殺人事件が発生。被害者には皆、むごい拷問の跡があった。捜査に当たるのは女性警部補キャロルだが、あまりにも異常な事件であるために、犯人像割り出し(プロファイリング)に、内務省の心理学者のトニーが捜査チームに加わることになる。

本書のポイントは、ひとつはトニーの、犯人像割り出しのためのプロファイリングの手法とその結論に対する知的な興味である。警察の協力を得て、全力で取り組むトニーの、科学的かつ心理的で緻密な分析は、本書の読みどころである。

もうひとつは、物語の叙述方法として、サディスティックな殺人者の心情を綴った手記が、キャロルたちのストーリーと交互に挿入されているスタイルである。初めは時間差があるが、次第に接近してお互いに激しく交錯してくる。それが捜査の進展と相乗して、作品の猟奇性とサスペンス性を盛り上げている。

ともあれ、何よりも読み終えて感じたのは、ある事情から残忍きわまりないシリアル・キラーと化してしまった真犯人の、悲痛な魂の叫びだったような気がする。マクダーミドは、本書ではエンターテインメント性よりも、むしろそちらを読者へのメッセージとしたかったのかもしれない。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
凄いです!! 2009/2/10
By pamezoo
形式:文庫
心理分析官物が好きなので軽い気持ちで読み始めたのですが、今まで読んだ心理分析官のミステリーとは全然違いました。面白かったぁ!! 主な登場人物が順番に一人称で語る形で進んでいき大変読みやすく、感情移入しやすく一気に読みました。途中で読むのを止めると頭の中を主人公達がグルグル円を描いて回り続けて...。何のイメージも持たずに読んだのが良かったのかもしれませんが、著者が女性だったのも読んだ後で気づきそれにも驚きました。それで女性の描写もいい感じなんですかねぇ。 面白いですよ^_^ お勧めです。
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