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残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO (講談社ノベルス)
 
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残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO (講談社ノベルス) [新書]

上遠野 浩平
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

ミステリ&ファンタジーの大ヒットシリーズ

内容(「BOOK」データベースより)

残酷。―それは人生そのものか。酷薄なる運命のことか。積み重なりし理不尽に対し、怒りと共に選ぶ道のことか…残酷号と呼ばれる謎の怪人が戦火の絶えぬ世界に降り立つ。無敵の力をふるい暴虐の軍と闘うその正体は、心を喪失したひとりの少年、義賊ロザンは少年を救おうとするが、その前に立ちはだかるのは、怪人を生み出した元凶―邪の極ともいえる敵だった。歪んだ世が悪を生むのか、人の性が悪ゆえに世が歪むのか。なくした心を探し求める残酷号に未来はあるか。

登録情報

  • 新書: 326ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/3/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061826360
  • ISBN-13: 978-4061826366
  • 発売日: 2009/3/6
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sorin
形式:新書
上遠野浩平「事件」シリーズ、4年ぶり(!)の最新刊。
前作から予告されて本当に待ちに待ちました

まず、表紙絵・挿絵が金子一馬氏より別人に変わっており、
びっくりしたと同時に書店で見つけられなかった…
事件シリーズ=金子氏、のイメージだったのでかなりの違和感がある。

前作、「禁涙境事件」でお目見えした、謎の正義の味方「残酷号」をめぐるストーリー。
彼の誕生から、今後までを、時間・場所・民族・多くの国家を巻き込んで展開されていく。
今までの「事件」シリーズが建物の内部など、わりと閉じられた展開が多かっただけに(一番広いところで先の禁涙境の「街」レベルか)ダイナミックな展開には興奮した。
一方で「事件」シリーズ特有のミステリ要素は既作までに比べて少ない印象で、本当のミステリと呼ばれる部分は最後の数ページだけかなと感じた。

とはいえ、作者特有の言い回し、独特の魔法の概念、散りばめられた策略、新旧キャラの活躍、始まりの地が、終わりの地へと謎を含めて一点に収束していく手腕など見所は満載!

ところで、作中には何度も「正義の味方」という言葉、そしてその言葉に対する考え方が頻出する(あとがきのテーマでもある)。
あまりに頻出するせいで、もしかしてブギーポップのあの「正義の味方」と…!
などと勘ぐったが、そんなことはなかった。
しかし、双方のシリーズが関連性を持っているのは明白なわけで…と思いながら読み進めていた。これからの展開が楽しみなシリーズです!

「めんどくせえめんどくせえ、ってあいつはそればっかりだからさ。何でめんどくさいのかっていうと、たぶん、もうやるべきことが全部前もって見えちゃってるから、なんでしょうね。頭が回りすぎるのよ。他人がみんなノロマに見えてるに違いないわ。嫌なヤツよねえ」 本文160ページより
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
事件じゃなくて、物語です、よね。。
推理なんてしようの無いSFファンタジーです。まぁ今更そこを突っ込むのも何ですが。

EDとかヒースとか大尉とかは出て来ます。が、ファンへの対応程度です。
むしろ世界観を共有してるだけの別の作品です。・・まぁ今更そこを突っ(略

あと、イラストレーターが変わってるわけですが、金子絵が好きだった私には正直魅力を数段失ったように感じます。なんか、特徴のないどこにでもある絵になってしまって。章が変わるときのネタ晴らし絵も楽しみだったのに・・・。

作品自体の評価としては、文章は上手いので読み飽きることはなく次へ次へと読み進められました。キャラの作り方もメッセージもいつも通りですね。
でも逆転要素っていうか、驚かされる要素は浅かったですねー。
それと登場キャラが多すぎるのか、どのキャラにも感情移入しにくかった感があります。ページ数は十分にあるのに、何故だろう。。
読後感としては、すっきりしないと言うか。まぁこれから何回か読み返します。

シリーズを通しての魅力は存分にあるのですが、なにぶん刊行間隔が長いので、どうしても各刊に対しての評価は難しくなりますね。
正直トリックを売りにしないのなら、メインキャラを使って一年に一刊くらいは出して欲しいと思います!

そしてもちろん、金子さんの再起用をなにとぞお願いします!!!!!
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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ケン
形式:新書
ようやく読み終わりましたので感想を。

上遠野先生が講談社HP内で書いていたのですが、
この物語は先生が学生時代に書いたものを何度も書き直しした末のものということらしいです。

実際読んでみてその通りで、正直、EDやヒースがほとんど空気と言ってもいい感じです。
(もちろん事件シリーズなんでしっかりと関わってきますが)
EDやヒースがいなくてもいいくらいに、しっかりとした物語が出来てしまってます。

メインは「残酷号」のサトル。自称悪党のロザン。死人のネーティスの三人です。

ストーリーは他の方のレビューでも説明がありますので省きますが、
個人的には事件シリーズとしては物足りなかったですね。
今までのシリーズと比べると、番外編という印象が否めません。

とはいうものの、やはり文章の作り方がうまい!
次へ次へと文章を読ませてしまう力は流石と言わざるを得ないです。
一気に読み進められ、大変読み応えがありました。

最後に絵師さんが変わってしまったのには私も驚きです。
金子氏はメガテン時代からのファンなのでちょっと残念。
(このシリーズに手を出したのは表紙がキッカケだったので^^;)
ただ、やまさきもへじ氏の絵も金子氏の後をしっかりと踏襲していて案外違和感が無かったでご安心を。
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