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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
心に沁みる一冊,
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レビュー対象商品: 残花亭日暦 (角川文庫) (文庫)
田辺聖子さんは軽妙なエッセイで、いつも読者を楽しませてくれるが、この一編はホロリとさせられる。ご主人の闘病、看護そして死まで、暗くならない、しかしジーンとくる一冊。夫婦はいいもんだ。歳をとるのも悪くないもんだ。と、言い聞かせてくれるような暖かい本。おせいさんの好きな燗酒のように、心に沁みてくる。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
何度も読み返し、そして、そのたび残る,
By カスタマー
レビュー対象商品: 残花亭日暦 (単行本)
田辺氏の夫は、彼女にとっての良き飲み仲間、また人生の同士として以前からエッセイ等で田辺ファンには身近な存在だった。病気療養中であることは著作より感じていたが、この本は現世での二人の別れの物語を日記として表したものだと感じた。 今現在、夫と共に子育てや日常の雑事に追われる身であるが、子供が成長して死に瀕してもなお、思いやりを持てる夫婦となれるだろうかと、この本を読むたびに思う。
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
愛する夫を送る妻・田辺聖子の日記,
By
レビュー対象商品: 残花亭日暦 (角川文庫) (文庫)
女流作家・田辺聖子さんが病にたおれた夫を送るまでの日記。と書くと、重ための介護日記みたいなのかな?と思っちゃうのですが、ユーモアは絶対に欠かさない。 それが、この作家さんの品格だと思う。「かわいそに。ワシは あんたの。味方やで」と いうのが夫が田辺さんに残した遺言。「守ってあげる」なんていえない世代のご主人にしたら 最高の愛の言葉だ。ご主人の葬儀のときの、田辺さんの作家仲間の弔電や 弔辞がすばらしくて、読んでいて泣けました。そして田辺さんの喪主挨拶も。 このへんの場面は、実際のお葬式について描かれているのに、何かすごい 小説を読んでいるみたいな緊張感がありました。
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