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残花亭日暦 (角川文庫)
 
 

残花亭日暦 (角川文庫) [文庫]

田辺 聖子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

夫が妻に残した最後の言葉とは?林真理子さん,小川洋子さん、涙の絶賛!
93歳の母、車椅子の夫と3人で暮らす多忙な作家の生活日記。仕事と介護をうまくこなし、季節や旅やお酒を楽しもうとあれこれ工夫する中で、最愛の夫ががんになった。看病そして別れ。人生の悲喜が溢れ出す感動の書。

内容(「BOOK」データベースより)

関西の瀟洒な家で、車椅子の夫、老母、パート夫人、ミド嬢、数数のぬいぐるみと共に忙しく暮らす田辺さん。ある日、夫に新たな病が発覚。別れの時を予感しながら、看護と介護と作家仕事を切り盛りしていく。毎日の食卓、原稿執筆、夫の憎まれ口、お葬式、納骨―。作家のありふれた一日から主婦の一大事まで、日々の思いを敏感に、ユーモラスに書き留めた人生日記。発表時、感動の声が続々届いた話題の書。

登録情報

  • 文庫: 269ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/07)
  • ISBN-10: 4041314348
  • ISBN-13: 978-4041314340
  • 発売日: 2006/07
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 324,216位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
田辺聖子さんは軽妙なエッセイで、いつも読者を楽しませてくれるが、この一編はホロリとさせられる。ご主人の闘病、看護そして死まで、暗くならない、しかしジーンとくる一冊。夫婦はいいもんだ。歳をとるのも悪くないもんだ。と、言い聞かせてくれるような暖かい本。おせいさんの好きな燗酒のように、心に沁みてくる。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
田辺氏の夫は、彼女にとっての良き飲み仲間、また人生の同士として以前からエッセイ等で田辺ファンには身近な存在だった。
病気療養中であることは著作より感じていたが、この本は現世での二人の別れの物語を日記として表したものだと感じた。

今現在、夫と共に子育てや日常の雑事に追われる身であるが、子供が成長して死に瀕してもなお、思いやりを持てる夫婦となれるだろうかと、この本を読むたびに思う。
なかなか人生というスケールで我が身を振り返ることのできる本には出会わないものだけれど私にとっては”そういう本”になりました。

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
女流作家・田辺聖子さんが病にたおれた夫を送るまでの日記。と書くと、重ための

介護日記みたいなのかな?と思っちゃうのですが、ユーモアは絶対に欠かさない。

それが、この作家さんの品格だと思う。「かわいそに。ワシは あんたの。味方やで」と

いうのが夫が田辺さんに残した遺言。「守ってあげる」なんていえない世代のご主人にしたら

最高の愛の言葉だ。ご主人の葬儀のときの、田辺さんの作家仲間の弔電や

弔辞がすばらしくて、読んでいて泣けました。そして田辺さんの喪主挨拶も。

このへんの場面は、実際のお葬式について描かれているのに、何かすごい

小説を読んでいるみたいな緊張感がありました。
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