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残花亭日暦
 
 

残花亭日暦 [単行本]

田辺 聖子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

カモカのおっちゃんとの別れ、そして日常。極上日記初公開。

百歳に近い実母と車椅子の夫。やがて夫は入院し、亡くなった。看病、葬式、法事。執筆、講演等の作家活動。生きていくことの哀しみと安堵を、手ざわりのあることばで綴った、感動と発見にみちた日記エッセイ。

夫婦の愛と別れはこうありたい。最愛の夫の入院と死。96才の気丈な母との同居。原稿執筆。講演旅行。賞の選考。対談。そして、多忙な一日一日の食卓の風景。昭和が生んだ最後の文人田辺聖子が人生の激動期のリアルを、ユーモラスで美しい田辺ことばで書き付けた日記文学の宝もの。      いささかは、苦労しましたといいたいが苦労が聞いたら怒りよるやろ  老婆の足と腰痛はどうなのか。留守宅には来てくれる人を頼んでいる。病院のパパはどうだろう。再検査して良性であればよいが。誰もみな、浮世ではやっている苦労であろうけど、作戦参謀としては、あれこれ人生の戦術を考えないといけないわけである。


内容(「BOOK」データベースより)

最愛の夫の入院と死。96才の気丈な母との同居。原稿執筆。講演旅行。賞の選考。対談。そして、多忙な一日一日の食卓の風景。昭和が生んだ最後の文人田辺聖子が人生の激動期のリアルを、ユーモラスで美しい田辺ことばで書き付けた日記文学の宝もの。

登録情報

  • 単行本: 248ページ
  • 出版社: 角川書店 (2004/01)
  • ISBN-10: 404883861X
  • ISBN-13: 978-4048838610
  • 発売日: 2004/01
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 782,008位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
田辺聖子さんは軽妙なエッセイで、いつも読者を楽しませてくれるが、この一編はホロリとさせられる。ご主人の闘病、看護そして死まで、暗くならない、しかしジーンとくる一冊。夫婦はいいもんだ。歳をとるのも悪くないもんだ。と、言い聞かせてくれるような暖かい本。おせいさんの好きな燗酒のように、心に沁みてくる。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
田辺氏の夫は、彼女にとっての良き飲み仲間、また人生の同士として以前からエッセイ等で田辺ファンには身近な存在だった。
病気療養中であることは著作より感じていたが、この本は現世での二人の別れの物語を日記として表したものだと感じた。

今現在、夫と共に子育てや日常の雑事に追われる身であるが、子供が成長して死に瀕してもなお、思いやりを持てる夫婦となれるだろうかと、この本を読むたびに思う。
なかなか人生というスケールで我が身を振り返ることのできる本には出会わないものだけれど私にとっては”そういう本”になりました。

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
女流作家・田辺聖子さんが病にたおれた夫を送るまでの日記。と書くと、重ための

介護日記みたいなのかな?と思っちゃうのですが、ユーモアは絶対に欠かさない。

それが、この作家さんの品格だと思う。「かわいそに。ワシは あんたの。味方やで」と

いうのが夫が田辺さんに残した遺言。「守ってあげる」なんていえない世代のご主人にしたら

最高の愛の言葉だ。ご主人の葬儀のときの、田辺さんの作家仲間の弔電や

弔辞がすばらしくて、読んでいて泣けました。そして田辺さんの喪主挨拶も。

このへんの場面は、実際のお葬式について描かれているのに、何かすごい

小説を読んでいるみたいな緊張感がありました。
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