日本との関わりが深くなかったためだろうが、第一次世界大戦について学ぶ機会はほとんど無かった気がする。本書は海戦を中心としているが、第一次世界大戦そのものについての概要も知ることが出来る。当時の地図の国名には、共和国よりも王国や帝国が目につくが、このことだけからしても歴史の重みと言うものを感じる。
当時でも、戦艦が戦艦を撃沈した例はなく、潜水艦が活躍し、新鋭戦艦を揃えたイタリア海軍がほとんど活躍しなかったことなど、第二次世界大戦を彷彿とさせることが多々ある。これらの事実を非常に興味深く読んだ次第である。