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死都ブリュージュ (岩波文庫)
 
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死都ブリュージュ (岩波文庫) [文庫]

G. ローデンバック , 窪田 般弥
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 588 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

沈黙と憂愁にとざされ、教会の鐘の音が悲しみの霧となって降りそそぐ灰色の都ブリュージュ。愛する妻をうしなって悲嘆に沈むユーグ・ヴィアーヌがそこで出会ったのは、亡き妻に瓜二つの女ジャーヌだった。世紀末のほの暗い夢のうちに生きたベルギーの詩人・小説家ローデンバック(1855‐98)が、限りない哀惜をこめて描く黄昏の世界。

登録情報

  • 文庫: 191ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1988/3/16)
  • ISBN-10: 4003257812
  • ISBN-13: 978-4003257814
  • 発売日: 1988/3/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
死と永遠 2005/12/20
形式:文庫
大学の授業で何年か前に読みました。

象徴的な意味で、死ぬことなしには永遠という行為が得にくいこと、

永遠であり続けるには、死に続けるしかないということが感じられます。

死に続けるとは、時間を止めることなのか。

無彩色のまち、黒い塔、鳴り響く教会の鐘、死したキリストを賛美する祭り。

動いているはずのお話の中のまちが、時間を止めるように描かれているのは、

まちを穏やかに死に続けさせるためなのかと思われます。

そして死に続けるまちは、ずっとユーグのものとなる。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
某書評サイトでの手放しの賛辞にひかれて読んだ口です。
全体的な雰囲気はもうお一方のカスタマー・レビューの通り。
破綻なく美しくまとまっています。
しかし・・・この写真(絵?)は必要だったんでしょうか。ローデンバックさんの意気込みは前書きにありますが、私は写真はいらなかった気がします。メディアミックスのはしり???

なにせ終わり方が非常に美しい。美しすぎてちょっとくすりとします。
どんな終わり方かは是非ご一読を。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 服部まゆみ氏の「時のアラベスク」がこのまちを舞台に描かれていて逸品だったので、題名にひかれて読んでみた。確かに美しいといえば美しいが、ここまで一つのまちを陰気に描けるものか。大学で教材として使われているそうなので、文学作品として意味がなくはないのだろうが、普通の本読みはあえて手を出すこともなかった気がする。
 恐らく一生行く機会はないだろうが、行くんだったら「時のアラベスク」ツアーになるだろうな。横溝正史文学賞受賞作で、服部作品のベストではないが、こちらは文句なし、限りなく美しい世界を描いて、お勧めである。
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