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死者は還らず―山岳遭難の現実
 
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死者は還らず―山岳遭難の現実 [単行本]

丸山 直樹
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

従来タブー視されていた山の遭難の実態とその原因を、9件の遭難実例をあげて報告。自然の猛威、経験の未熟、大学山岳部の弱体化、パーティ構成の背景、結果責任等、遭難の現実を直視する。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 山と溪谷社 (1998/03)
  • ISBN-10: 4635171140
  • ISBN-13: 978-4635171144
  • 発売日: 1998/03
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 301,241位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kaya
形式:単行本
偉そうな死者に鞭打つ思い上がり本だ‥とのコメントがあったので心配していましたが、そんな本ではありません。こんな死者に鞭打つ様な本‥と評価された方は山をやらない方だと見受けます。登山経験のない方が単純に遭難のデータとして読もうとするなら、この本はそういうデータ本ではありません。この著者は遭難達者を軽蔑していませんし、遺族に優越感も持って居ません。寧ろ人間的魅力に充ちた遭難者達を声を大にして惜しんで居ると思います。人間として優れた人物であっても山と言う極限状態で必要なものが足りない場合がある事や、また、人間であるからこそ誰しも踏み込み兼ねないリスクに警鐘を鳴らしている本であり、バカタレと問い掛ける先には著者自身を含めたまだ生きている山ヤ全体があります。死んでいい様な人間ではなかったのだから、もう少し注意してれば死なずに済んだのに‥と言う、間に合わない人には繰り言ですが間に合う人は是非振り返ってくれという呼び掛けです。また、山ヤがともすれば忘れている‥或いは理解しきれていない、万一の場合の遺族の心証風景、痛ましさがどんなものであるかを具体的に教えている本です。後書きにある、山を知る山ヤと山を知らない遺族では遭難の受け止め方は違い、山ヤの遭難は多くの遺族に取って、ともすれば山ヤの想像を超えた痛ましいものになるのだと、それを教えて居ます。山ヤに「山を甘く見るな。自分を過信するな。安易に自己完結して死ぬな」と書いた本で、山ヤなら興味深く厳粛に読める本だと思います。私は山ヤの一人として勉強になりました。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
登山者の心構えとして参考になる内容があればと購入しました。
が、まったく参考になる本ではありませんでした。
取り上げられた事件の多くは遭難者の物理的失敗というよりは
ショックにより呆然自失として行動ができなくなったといったような
事件が多いため、これを読んだからどうなるというものではありません。

いかに遭難した人間が馬鹿で間抜けかと、不必要な見下しオンパレードが多い。
後輩が遭難したかもしれないのに一日何故か精神的に行動できなかった為
その後何年も一日も忘れずに苦しんできた人に対しては、安っぽいナスシズムであるとの記述。
遭難者の遺族に正義を装って残酷な言葉を言い放ち「彼女は顔を歪ませた」との謎の締め。
あとがきで敢えてそうしたとの記述がされていますが、
敢えてそれ(死者や遺族への見下しや攻撃)をする必要が見当たりません。

総合的に、淡々とした事実レポートや科学的記述を望んでいる場合、
ほとんどこの本に参考になる部分はありません。
私は個人的にそれを望んでいたため、こういった評価になります。

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
最初気づかず、「寒気がする・・・風邪ひいた?」と早寝をしてしまいました。その後読んでいると、再度、息苦しさ、心臓がどきどき、やっぱり体調不良のように思いますが、本の内容のためだったのです。
冬に読むものではありません。だからといって夏読んでも怖いです。真実の怖さ。奇跡の生還をした側から書かれたのではなく捜索隊の経験豊富な著者が書いたからこその真実があります。
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