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死者の木霊 (講談社文庫)
 
 

死者の木霊 (講談社文庫) [文庫]

内田 康夫 , 中島 河太郎
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

バラバラ死体が発見されたのは、信州の小京都、飯田市郊外の松川ダム。叔父甥間の借金がらみの単純な殺人事件と見た捜査本部は「犯人」の自殺が確認された時点で解散した。だが、この事件の背後に不自然なものを直感した飯田署竹村巡査部長は執拗に事件に喰らいついていく。大型本格社会派のデビュー作。

内容(「BOOK」データベースより)

長野県飯田市のダム湖で、バラバラ死体が発見されるという現実の事件が起きた。その後に姿を消したある管理人夫婦が犯人とされたが、事件を新聞で読んで、不審を抱いた小さな広告会社の経営者がいた。彼は自分なりに真相を推理し、竹村という刑事を主人公にして、生まれて初めての小説を書き上げた。だが、本当の大事件はそれからあとに起きた。数年後、彼はこの小説を自費出版したのだ。忘れもしない一九八〇年のクリスマス、後にベストセラー作家となる内田康夫とその処女作「死者の木霊」が、ついに我々の前に降誕したのである。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 378ページ
  • 出版社: 講談社 (1983/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061831356
  • ISBN-13: 978-4061831353
  • 発売日: 1983/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 318,258位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By おじいさん VINE™ メンバー
形式:文庫
この生真面目な作品は、推理小説ファンなら感動する。いい加減な推理小説の増産の中で光り輝いていた。著者がその後、執筆した作品3作は内田の品質がいかに高いかを証明している。その後の、内田はあっという間に、「浅見光彦」氏が主人公となる作品を続々と書きシリーズ化した。あちこちの出版社から彼の作品は出ている。読者は内田ワールドの中毒者になった。どこかに行こうかと思うとあらかじめ彼の書いた作品を読む。そして、ある先入観をもって旅に出る。すごいとしか言いようがない。こんなに、内田が自己の作品を上手に出版業界で広げ、内田ワールドを創出する才能を持っているとは予想もしなかった。どこにいっても内田の作品はある。旅に出るときは必ず、内田の作品を手元にもって、内田はどう感じたのかを知りたくなる。内田康夫中毒者は日本国に山ほどいるはずだ。これぞ、凄い行為である。前代未聞。
しかし、内田康夫の原点となるこの作品は、僕にとって内田と出会い、内田の生真面目な戦いを発見し、最高に評価することができる幸せをくれた。
内田ワールド中毒者必読書。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By キリ
形式:文庫
恥ずかしながら、内田先生の作品を読むのは初です。
TVでお馴染みの”浅見光彦シリーズ”の作者というのさえ、知らなかった。

これがその原点ともいうべき、デビュー作と知り
それだけで興味を持って、手に取りました。

読み始めは、確かに硬質な文章という印象を持ちましたが
決して読みにくい訳ではなく、以外とすんなりと読み進められる。

猟奇的なバラバラ殺人から、様々な展開を見せ
全く関係の無いことだと思っていたことを
パズルのピースのごとく繋ぎ合わせて行く。

一度は解決したと思われる事件を、一人の田舎刑事の執念で
最後の最後で解き明かされるところは、爽快感さえ感じます。
孤立奮闘する、田舎刑事の竹村。
まるで取り付かれたように一人で事件に迫って行く様。
しかし、その周りの人々の 時に暖かい人柄に触れて
思わず竹村の目頭が熱くなるようなシーン。

警察という組織の中で、処罰を受けながらも、呆れられながらも
独りで追い続ける姿に、無謀だと思いながらも
いつのまにか応援しています。

そして、その地方に行ってみたくなるような描写。
決して美しく描いている訳ではなく、どちらかというと
凄惨な事件の場として登場するのですが、何となく足を運びたくなりました。
それこそが、内田ワールドなのかもしれませんね。

驚いたのは、巻末にある作者本人の言葉。
このデビュー作は、江戸川乱歩賞に応募したものの
受賞を逃し、自費出版した作品だとのこと。
それがたまたま新聞の書評欄に載ったことで今があるということ。
後日談で、他の編集者に「乱歩賞に応募すれば、間違いなく受賞したのに」
と言われたエピソードなど。

本屋に行くと、内田作品はもの凄い数が棚に並んでいて驚いた。
その原点が、この作品なのだと思うと
他の作品に手を出す前に、もう一度読んでみたくなった。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぶた
形式:新書
はじめがセックスシーンで始まるので、ちょっとびっくりしたけど、読んでると非常に面白い本です。竹村巡査が一人で頑張るので応援したい気持ちになってきます。実際に、こんな巡査が1人くらいいればなあと思ってしまいます。
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