最強の敵手・島の王たちの仕掛けた恐るべき罠に苦闘する人類の活躍を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第132巻。本巻の執筆者は登場回数3位と4位の座を分け合うフォルツとシェールです。テフローダーの罠により捕虜となったグッキー、トロト、ノワールはようやく脱出に成功しクレスト3に帰還するが、敵により既に彼らの構造記載は完了しており複製誕生が目前だった。
『不安の七時間』ウィリアム・フォルツ著:ローダンは複製が誕生する前にテフローダー艦スサマを破壊しようと追跡するが中々果たせず、遂にクレスト艦内にグッキーとノワールの複数デュプロがテレポーションにより侵入する。デュプロは数に物をいわせ、不意をついて司令室のローダンに襲い掛かった。『死者たちの侵攻』K.H.シェール著:ローダン絶対絶命の危機を救ったのはウールヴァ兄弟であった。クレスト3は敵艦スサマを砲撃し、青い大恒星ビッグ・ブルーの唯一の未知惑星に墜落大破させる。ヴァリオと命名された地球に酷似した惑星に突如巨大なエネルギー柱が2本立ち昇る。クレスト3は歪んだ時間フィールドに捕えられ、やがて闇に現われた真紅の火のリングに突入する。クレスト3は故郷銀河に近い惑星カハロで実体化するが、周囲には五万隻の大型球形艦がひしめいていた。その正体は何と5万年以上前に繁栄したレムール帝国艦隊で、ローダン達は遥か過去界へと運ばれたのだった。故松谷健二氏のあとがきは、久々に感動的な愛犬のお話です。愛犬の柴犬が十一歳の誕生日目前に失明しましたが、松谷氏との訓練による努力が実を結び、以前のように元気になり明るさと自信を取り戻した経緯を綴られています。