栄一(主人公)がアメリカから帰国すると、日本は第一次世界大戦による好景気で、先物取引により米や綿等の値段が上がり、株や家賃等も上がり、成金が出た。貧富の格差が広がり、新川でかつて信者であった娘らは、家の借金等の為に、淫売宿や芸妓に売られていた。又、米騒動が起きる等、下層の者の不満が溜まっていた。又、九州の炭鉱へ派遣され視察に行くついでに、芸妓として売られた、かつて恋した娘に会いに行く。戦争が終わってバブルが弾けると、それまで劣悪な労働環境や低賃金等に不満を抱いていた労働者達を集め、労働組合結成に向けて、各地で演説を行う。又、農民組合結成にも尽力する。その後、関東大震災が起き、栄一は関東へ応援に出かける。