……と、いっても、シリーズ初巻のこちらはまだまだ「家族」になりたて、という感が強いですね。恋愛小説というか、夫婦と云う形で家族になった女の子と青年のお話。
ゲーム・ノベライズのようにさくさく進む筋、会話のやりとりによって示される人物と人物の距離感と親密度・キャラの性質を楽しめる人にオススメ。筋金入りの恋愛小説好きさんには少し物足りないかもしれませんが、ちょっとずつにじりよっていくぎこちなくて初々しい感じが読者にも体感出来るシリーズです。
この子はいったいどうしてこういう性質なのか……ちょっ、アリシアぁ!とやきもきしながら、へんてこ彼女ににじり寄ってときめいてキュンキュンして。どうしてこういう風に育ったのか、彼女について思いを馳せて、彼の背景を知り二人を見ると……もう身悶えです。
じりじり、地味ーに地道に着実に(誉めてます)愛を培う感じが、なかなか昨今の恋愛小説に見られない素敵なポイント。
劇的に恋には 落 ち ま せん。そんなお二人の新婚生活を一緒に覗きませんか?(笑)