自称科学主義者には嘲笑の的となる輪廻転生論ですが、ここではエネルギー保存則を使って、心という巨大なエネルギーが死とともに忽然と消滅することがありえないことを説明しています。この説明には理系も思わず納得です。
また、俗に言う「成仏していない幽霊」についても、餓鬼道に生まれ変わった者として説明されています。やはり死を受け入れることができず、死んでもこの辺をウロウロしている幽霊がいるのだそうです。
ブッダは解脱の道を説いたのであって、死後の世界にこだわるべきでないという説もありますが、やはり輪廻転生のからくりを知ることで解脱への興味が増します。
今まで仏教に対して抱いていた不審のわだかまりが吹っ飛ぶ待望の本です。