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死守命令―ビルマ戦線「菊兵団」死闘の記録 (光人社NF文庫)
 
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死守命令―ビルマ戦線「菊兵団」死闘の記録 (光人社NF文庫) [文庫]

田中 稔
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界戦史にその例を見ない死守命令―酷薄非情な命令の下、食料もとどかないビルマ奥地で、装備・物量ともに優勢な連合軍を迎え撃った「菊」兵団。敵弾の降りそそぐ最前線で、重なる犠牲に苦悩しつつも活路を切り開いた不屈の独立支隊長の奮戦記。地獄の戦場に斃れた無名兵士の痛憤を若き将校が赤裸々に綴る。

内容(「MARC」データベースより)

酷薄非情な命令の下、食糧も弾薬も届かぬビルマ奥地で、押し寄せる連合軍を迎え撃った「菊」兵団。重なる犠牲に苦悩しつつも、活路を切り開いた不屈の独立支隊長の奮戦記。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 411ページ
  • 出版社: 光人社 (1999/07)
  • ISBN-10: 4769822421
  • ISBN-13: 978-4769822424
  • 発売日: 1999/07
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By えちみし トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
一兵士からの目線で書かれた臨場感あるビルマ戦闘記。英米中の連合軍と日本、戦場の最先端はどのような様子だったのか。
常に不足している弾、睡眠不足、栄養失調というひもじさ、第一線の戦闘部隊が生死の境で悪戦苦闘する。
私は、戦法戦略うんぬんよりも、兵士同士の人間関係の様子が面白かった。
同じ日本兵と言っても性格は様々。天皇の笠を着て威張る上官がいたり、保身と私欲の塊のような人物がいたり、部下を置き去りにして退避する将校や、すぐに逃げ帰ってくる臆病な兵士がいたり、祖国のために健気に戦った将兵がいたり、立派な人格者がいたりと、ホントにピンキリ。
出身地別にも気質も違う。南国沖縄出身は正直で飾り気の無い人柄で、商人の街関西出身はドケチで、九州男児は負けん気が強くて気性が荒い。
「上官の命令は朕の命令と心得よ」と訓されていたのに、関西人が命令を無視して高見の見物をしていた。損得勘定が強い関西人は、理不尽な命令には従わない傾向があったようだ。
昔は今より地域ごとに気質の違いがはっきり分かれていたのだろう。
首脳陣は机上だけの作戦計画で危険な命令を下しておきながら、いたわりの言葉もかけずに、視察もせず、安全な後方でぬくぬくとしていた。
こういう愚将は恨まれても仕方ないだろう。
若くて経験不足な上官が、無謀な突撃をさせようとするという話には笑った。元ネタは子供のころに読んだ絵本の中に出てくる勇敢な日本兵だという。現実を知らずにかっこつけようとする上官に付き合わされる下っ端はたまったもんじゃないだろう。
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