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死刑
 
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死刑 [単行本]

読売新聞社会部
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

究極の刑罰の真実。死刑に真正面から取り組んだ渾身のノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 265ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/10/11)
  • ISBN-10: 4120040631
  • ISBN-13: 978-4120040634
  • 発売日: 2009/10/11
  • 商品の寸法: 19.4 x 14 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
死刑制度について被害者、遺族、加害者、教誨師、裁判官などの立場から多角的・客観的に的に書かれて いる。
見事なほど、偏りがない書き方だと思った。 また、高校生でも 興味をもてるような内容だった。死刑 と
は、存続・廃止の
どちらが正論だとは決め難い制度 だと思う。 だから こそ、他者の立場 に立つ為にも、裁 判員制度について 、いま一度考える 為にも読んでみるべき本だと感じた 。ちなみに、私自身は大学で死刑制度についてのディベートをして以来、関心をもち10年経つが、いまだに賛否はわからないでいる。
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22 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 本書は読売新聞での連載をまとめたものである。

 連載という性格上記者数名がかかわっていることもあり、ノンフィクションの良書が持つ躍動感に欠ける点は否めない。また死刑にかかわる事件を比較的多くとりあげているため、貢数の制限もあり個々の事件を深く掘り下げることまではなされていない。

 それぞれの事件の背景をある程度掴み、読者ならどう感じるか、そして実際に裁判員となった時どのような判断を下すのか、そうした問いかけがなされていたように感じる。

 私は死刑制度に賛成である。冤罪の危険性を理由に反対する人もいるが、100%黒という事件も実際に存在している以上、冤罪についてはまた別の次元で議論すべきであるし、それ以外の反対理由はつまるところ加害者の人権につきると思う。死刑廃止を訴える人々は個人としては優しすぎる人々なのだろう。ただ優しさは時に残酷なまでに他人を傷つけてしまう。もし自分のたいせつな人が無残にもいのちを奪われたとしたら・・。私などはその想像力さえあれば、と思ってしまうのだが。
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15 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 検事への取材はないが、法務大臣、退官判事、未決死刑囚、弁護士、教誨師、刑務官、加害者家族へも幅広く取材はなされており、一見偏りなく見えるが、冤罪や拘置所での処遇等への言及は甘く、死刑判決を出す際の判事の苦悩や、米DNA再鑑定による多数の冤罪発覚、遺族として加害者との対話で生きて償いの気持ちを示し続けよとの気持ちが芽生え、被害者と加害者の対話を進める活動を行う原田氏(その心情は『弟を殺した彼と僕。』に詳しい)、死刑を求めず、出所したオウム信者に自宅庭の手入れを任せ受け入れる松本サリン事件被害者の河野氏等の文書量と、被害者遺族へのそれとは格段に違うし、飯塚事件で冤罪の疑いが強い故久間死刑囚について、被害者着衣付着の座席シートの繊維が一致、車内に被害者と同型の血痕と尿と書くが、前者は加害車両が同じマツダ車との証明にしかならず、後者は久間氏の連れ合いも同型でありこれも証拠としては薄い、しかもDNA検査何百回分もの被害者膣内容物を拭った綿花を残さず使い果たした科警研、血液鑑定の方がDNA鑑定より少量の試料でよいとのおかしな鑑定書を採用した裁判所のお粗末さ、足利事件と同時期同方法で実施されたDNA・血液型の鑑定について、足利事件の再鑑定にもかかわった本田克也・筑波大教授が「結果に誤りがある」とする鑑定書を提出している件等には何ら触れられておらず、世論の8割が支持する死刑存置に迎合しているような構成となっている。

 

 また遺族感情についても、「加害者が遺族より先に死んで初めて、気持ちの区切りをつけ、心が癒される」と述べる被害者の親もいる一方、処刑後「まるで生きた虫を握りつぶしてしまったような、ざらっとした生理的な拒否感。許せないという思いはどれだけ月日を経ても風化せず、無期懲役にされたようなもの」と答える遺族もおり、そんな遺族支援についての言及も殆どなくバランスに欠ける。
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