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死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張 (新潮新書)
 
 

死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張 (新潮新書) [新書]

美達 大和
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、圧倒的に「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯罪者を熟知する著者は、彼ら自身を「死」と向き合わせるために「執行猶予付き死刑」を導入せよ、と説く。現役の無期囚が塀の内側から放つ、圧倒的にリアルな量刑論。

内容(「BOOK」データベースより)

哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯罪者を熟知する著者は、彼ら自身を「死」と向き合わせるために「執行猶予付き死刑」を導入せよ、と説く。現役の無期懲役囚が塀の内側から放つ、圧倒的にリアルな量刑論。

登録情報

  • 新書: 204ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/07)
  • ISBN-10: 4106103737
  • ISBN-13: 978-4106103735
  • 発売日: 2010/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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29 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By maui トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
他の方も書かれている通り、これを無期服役中の人が書いているとなるとどうしても
おかしなところがある。著者の年代と内容と無期という判決からしても合致する事件が
みつからない。「実話?」「創作?」と余計なことがずっと頭から離れず、こちらもどんな
スタンスで読めばいいのか解らない。

内容は一言でいえば、塀の中の人は反省していないよ、ということ。反省していない事例が
沢山書かれている。塀の外でも被害者の人権より加害者の人権が尊重されているのでは?と
思うことが多いが、実際服役してもそれはかわらないようだ。テレビも見れて、外にいるよりも
労働は少なく3度の飯は保証されている。

しかし、私は死刑は現在肯定派だが、それでもこの本での「他の奴らはこんなに反省していない」
という描写に関しては、それは著者の主観ではないかと思うことが多かった。刑務所の実際の
処遇については事実であろうが、他の死刑囚の内心はわからない。著者の想像の部分が多い。

さて、著者は自称IQが高くて活字中毒で学はないけれども頭はいいとのこと。わざわざ理性的な
文章を書き、ちょっと難しい専門用語も使う。しかし根本的な「長年はいっていて自分はこんなに
反省してしっかりしているが、他人はこんなにいい加減」の「自分はしっかりしている」の部分が
浅いことが怖い。頭のいい中学生や文学青年かぶれの高校生にたまにこういう文章を見る。
文体と中身が合致していない。言い様のない気味悪さを感じた。ホラー。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
この本を読むと、所々、国語辞典から難しい言葉を探してきて
挿入したようなところがあるが、もっと日常的な言葉で十分置
き換えが利くのにと違和感があった。

興味のあった点。
○強盗殺人などのような凶悪事件の受刑囚は、殆どが改悛の情
もなければ、他人に対する共感もない。あるのは損得だけ。
裁判のときは、刑を軽くしてもらうため、改悛の情を見せるが
多くは嘘。
その証拠に、刑務所では自分のやった殺人を明るい表情で話す。
一般人には、彼らの思考が異星人のもののように思えるだろう。

○被害者に対して悔悟の念を抱くどころか、憎んでいる場合が
多い。その発想は次の通り。大したことでもない窃盗現場を見
て、被害者が騒いだり抵抗したりしたために殺さざるを得なく
なった。窃盗だけであれば罪は軽いのに、あの被害者がバカな
行動に出たから殺人罪によりこんな長期刑を食らった。

○犯罪による時間当たりの収入は通常の勤労者より割がいい。

○そんなことから殺人事件の受刑者は出所後まじめに働こうと
思ってる者は少ない。

○作業報奨金は、3年過ぎても月に1万円にならない。

○出所後に行くところのない者は当面は更生保護施設に住む。

○凶悪事件受刑者の受刑者の7割が再犯者。

○著者が、「裁判員が裁判をやり終えたことに自己満足を感じ
るようだが、実態が分かっていない」と述べていることには説
得力がある。
このレビューは参考になりましたか?
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By enuyon
形式:新書
・殺人犯はどういう思考で人を殺すのか
・殺人犯は己の罪をどのように把握しているのか
・受刑者側から見た刑務所や受刑者の様子、雰囲気
など刑事法の先生が本来なら調べて社会に発信するべき情報の宝庫。

また、裁判員として人を裁く際の具体的なアドバイスが豊富、
私がもし裁判員に選ばれたら、この本を参考にしようと思っている。

「日本の刑は教育刑」と言うが、
その現実は「(再犯や長期収監用LB級刑務所に服役する)犯罪者のほとんどは反省しない」というお寒いもの。

イデオロギーに塗りつぶされがちな死刑存置廃止論争に囚人の側から一石を投じている。
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