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死刑弁護人 生きるという権利 (講談社+α文庫 (G175-1))
 
 
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死刑弁護人 生きるという権利 (講談社+α文庫 (G175-1)) [文庫]

安田 好弘
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

殺人犯の「一分の理」から知る人間の本性! 「光市母子殺害事件」「オウム真理教事件」「耐震偽装事件」などの犯人、「悪党」といわれる人物を、なぜ弁護するのか? 全ての人間の心の闇を暴き出す力作!

内容(「BOOK」データベースより)

光市母子殺害事件、オウムサリン事件、新宿西口バス放火事件、山梨幼児誘拐殺人事件など凶悪犯罪を起こした殺人犯―。なぜ安田好弘は、あえて死刑求刑被告人の弁護人として法廷に立つのか?「加害者もまた弱者である」の言葉を胸に被告人の人間性に迫り、でっち上げの自白強要に証拠の隠滅など、暴走する検察との戦いを赤裸々に語る、刑事裁判の真実。

登録情報

  • 文庫: 432ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/4/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062811995
  • ISBN-13: 978-4062811996
  • 発売日: 2008/4/17
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 312,459位 (本のベストセラーを見る)
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29 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 悪い人じゃなさそうなのだが 2010/6/11
By tsuruko
形式:文庫
光市母子殺人事件の弁護団のボス的存在だったこの弁護士を、私はとても冷やかに見ていた。
 その後、森達也のインタビューを受けて、あの事件での弁護は失敗だった、やり方がまずかったということを素直に認めていたので、そこで好感を持った。インタビュアーの力量に負うところが多いような気はしたけど。
 それでこの本を読んだ。「まえがき」は好印象。刑事事件の被害者になる方も加害者になる方も大抵は弱い人間だ、強い人間はまずそんなハメにならない、というのはその通りだと思う。そして自分自身も逮捕起訴されるという経験をし、自分も「弱い人間」だと言う。なるほど。
 序章は問題の光市事件。なんかもうこれで後を読む気が無くなった。この事件はいちばん最後にしたほうがよかったんじゃなかろうか。
 自分の主張に都合のいい話だけを取り上げているように思われる。被告人が遺族を嘲笑した私信とか、赤ん坊の首に紐を「ゆるく」巻いただけならなぜ死亡したのか、そして弁護団が内輪もめして分裂した事等、都合の悪い事実は無視。バランスが悪い。読者の情報力と知性をナメ過ぎだと思う。検察官が「ねつ造」して、裁判官が「決めつけた」と言うけれど、普通に考えればねつ造でも決めつけでもない。普通のケースではないのだと言いたいのなら、刑の減軽につながる普通でない事情(心神喪失とか耗弱とか)を証明すべきだったのに、それが出来なかったのではないか。それどころかドラエモンだのナントカの儀式だの、「荒唐無稽」と言われるに決まってる話を、殺人や強姦の故意を否定するために使って、法廷ではまるっきり被告人の有利にならず(むしろ不利になったと思う)、法廷外では被告人に対する世間のさらなるバッシングを招いた。この結果は常識的な大人なら大体誰でも予想がついたと思う。この人は予想していなかったのだろうか。「現実とファンタジーの区別のつかない母胎回帰の事件であったことが解明された」と本人は言うが、「母胎回帰の事件」って・・・小説に書くにはいいかもしれないが、実際の裁判について言うにはナイーブすぎ。仮にホントにそう「解明された」のだとしても、だから何??それで殺人の故意が否定できるのか?? こんなことを言い切ってるところが独りよがりで稚拙に思えた。イタい。自分の言いたいことを分かってくれなかった裁判官が悪い? もしかしたらそうかもしれないが、自分の弁護のやり方には少しも問題が無かったのか。そういう反省が一言も無いのは残念。
 イヤになってしまい後は読まなかった。だからもしかすると、他の事件についての記述は素晴らしいかもしれないです。
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 望んでいたものとは違う 2012/8/2
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み
死刑囚を擁護するその背景、考え方を期待してましたが
事件の検察に対する批判に終始していて期待していたような内容ではありませんした
批判が子供じみた言葉で書かれているのも読んでて気持ちのいいものではありません
このレビューは参考になりましたか?
49 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 時代の羅針盤 2008/6/8
By もなか VINE™ メンバー
形式:文庫
オウム事件の「首謀者」麻原の弁護人として、そして何よりも「光市事件」の少年の弁護人として、今や「悪名高き人権派」弁護士の半生記。
地下鉄サリン事件のあった1995年辺りを起点として日本社会は大きく旋回した。その舵を切った方向や、コースや、原動力といったものについて考えるとき、安田好弘という人は鏡像として日本社会を映し出す稀有な存在であると考える。毀誉褒貶の激しい人物であり、本書の中にある法廷闘争のエピソードにしても、首をかしげる部分もあるにはある。だが、彼が弁護士を職業として以来、一貫してぶれない存在であったことは本書を読めば誰もが理解出来ると思うし、その結果として誰よりも同業者の信頼を得、彼自身が被告となった裁判では実に2000人以上もの大弁護団が結成されたのだろう。
「人権屋」「死刑廃止の運動家」とレッテルを貼ってののしることはたやすい。しかしプロとして自らの信じるところにしたがい、どのような苦境にあっても一貫して闘う姿勢を崩さない生き方は、学ぶところが大きい。多数を頼んで誹謗するだけの輩の何と卑小に見えることか。
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