これを買った当時中学生だった私は第一にタイトルをみて衝動買いをしてしまったのですが、最初一巻だけを読んで、「人間の生死を問う」 といったテーマとは違い、単なるヒューマンドラマで少しがっかりしていましたが、一冊だけの中途半端では納得ができず、残りも全て購入し、読んでみましたが、相変わらず「人間の生死を問う」っといったテーマとは多少ずれてる気がしました。
しかし最近になって再び全部読みなおして、何故か、泣いてしまいました
小手川さんの描く、表情豊かなキャラクター達と独特のゆっとりした世界観、そしてその世界を作っているキャラクター達の掛け合い
死刑囚である主人公とそれをカウンセリングする研究員 そして主人公に1番はやく友人となった盲目の少女
主人公が心を開き、周りがそれをいけいれるってのはよくありますが、カウンセラーの研究員が主人公を心を開かせてるつもりが、そのカウンセラーの方が心を開かされているという、人の心のあり方が描かれていました
この作品は一回だけだと何もわからないと思います、一度読み、しばらく間を置いてから じっくり1コマ1コマを読んでみてください
心が暖まる風景がそこにはあります
正直、少年マンガや、アクション物を好む方にはあまりオススメできませんが、一度読み、また一度読んだ時にこそ、この作品の暖かさがわかると思います