最近の凶悪犯罪を、
法医学者上野先生が分析している。
もっとも死因を分析特定する、法医学者本来の作業ではなくて、
事件におけるその死因や死体の状況から、
犯罪および犯罪者をプロファイリングしているのだ。
ここが従来の著作と違って面白い。
上野先生、今回は死体ではなく犯人を語っています。
これが面白い。
秋田の連続児童殺人事件、セレブ妻バラバラ死体殺人遺棄事件等、
殺人者の心理を遺体の状況から想定し、
犯罪の隠された部分を推理しています。
「ああっ!」という視点がずいぶんあります。
やはり死体は饒舌に語ります。
80才を超えてなお、
これだけ頭脳明晰に、
事件を分析できることはすばらしいです。
面白い一冊。
お勧めです。