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死体が語る真実 (文春文庫)
 
 

死体が語る真実 (文春文庫) [文庫]

エミリー・クレイグ , 三川 基好
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 395ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2005/7/8)
  • ISBN-10: 416765153X
  • ISBN-13: 978-4167651534
  • 発売日: 2005/7/8
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:文庫
死体が発見されたとき、皮膚や筋肉など柔らかい組織が残っていたら病理学者(医者)、骨しか残っていなければ、考古学と同じ文系の法人類学者が調査することになるという。さらには死体についたウジを採取し、その成長具合から死後の経過時間を算出する法昆虫学者もいるという。米国では単純に「法医学」とくくるのではなく、専門が分化していっているのだ。
中年になってから、ひょんなきっかけから大学で法人類学を学び、さまざまな骨を観察し、白骨死体から身元を探したり死因を解明していった著者の記録である。
結構、生々しい描写もあるが、論理的に事実を究明していく過程に引き込まれて読んだ。
武器を持ってたてこもったオカルト集団ブランチ・デビディアン事件、オクラホマシティ連邦ビル爆破事件、そしてワールドトレードセンター崩壊。これらの事件にも参加し、記録している。
読むときの注意:構成のためが、時間が前後しています。あの話はどこに行ったのだろうと思っていても、いつのまにかちゃんと結末が書かれています。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 エミリー・クレイグ博士(Craig, Emily, Ph.D.)によるこの作品はノン・フィクションというジャンルでありながら、数々の殺人事件が登場するサスペンス・ミステリーにも似た興奮を書き立てる仕上がりになっていると感じました。

 作品の前書きをキャスリーン レイクス(Reichs, Kathleen, Ph.D.)が書いていることからも分かるように、昨今になって急に注目されだした検屍官や病理学者、法人類学者といった仕事の内実が作者の感情も含めて真摯に描き出されています。キャスリーン レイクスは法人類学者テンペランス・ブレナンを主人公とした一連の作品が有名ですね。

 ちなみによく混同されがちにな「法医学者」と「法人類学者」の違いがこの作品ではきちんと整理されており、やっと今まで読んできた作品中の人物の背景が判明。簡単に言えば「法医学者」は軟組織を扱うのに対し、「法人類学者」は主に骨を扱うものだそうです。

 著者のエミリー・クレイグ博士は医療イラストレーターとしてキャリアを出発し、テネシー大学人類学研究施、通称“死体農場”でウィリアム・バス博士(Bass, William M, Dr.)より法人類学者としての手ほどきをうけたとのこと。著作にもあるように、ウェイコーのブランチ・ダヴィデイアン集団自殺やオクラホマ連邦ビル爆破事件、9.11のWTCの現場に法人類学者としてされたとのこと。

 それぞれの大きな事件現場の雰囲気や担当者の様子が、実際に現場にいた人間の目から話されることで、マスコミによるフィルターを通した情報だけでない臨場感や感情が良く伝わってきました。また指紋データベースや行方不明者データベースといったシステム体制に関わる不具合や不備など、担当者ならではの意見(愚痴?)も読んでいて納得する部分が多い。

 米国では災害や事件への対応などがとてもシステマティックに整備されているという点も、とても勉強になりました。DMORT(Disaster Mortuary Operational Response Team)といった緊急時のチーム構成など、日本でも今後の災害対策やテロ対策として重要な要素となるような気がします。

 法人類学者という職業についての見識を深めるという意味でも、またそういった事件・犯罪へ立ち向かう人々の内情をより正確に理解する手助けになるという意味でも、とても興味深く印象に残る一冊といえるでしょう。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kajin
形式:文庫
海外ドラマ「BONES」がお好きな方にはお勧めの本です。
著者のエミリー・クレイグさんは、BONESのブレナン博士と同じ法人類学者で、読めば読むほど、BONESの世界が本当の事なのだと感じました。
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