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死への祈り
 
 

死への祈り [単行本]

ローレンス ブロック , Lawrence Block , 田口 俊樹
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

[探偵マット・スカダー・シリーズ]
ある夜、マンハッタンの邸宅に住む弁護士のホランダー夫妻が、帰宅直後に惨殺
された! 資産家を狙った強盗の仕業と思われたその事件は、数日後に犯人たち
の死体が発見されたことによって決着を見た。しかし、被害者の姪から気がかり
な話を聞かされたスカダーは、背後に更なる"第三の男"が存在しているのではと
いう疑念を抱き、事件に潜む闇へと足を踏み入れていく......。姿なき悪意の影
にスカダーが挑むシリーズ新境地、待望の文庫化! --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

マンハッタンの自宅で資産家夫妻が惨殺!数日後、容疑者が死体となって発見された…MWA・PWA両賞に輝く名匠が練達の筆致で描く―マット・スカダーシリーズ待望の最新作。

登録情報

  • 単行本: 453ページ
  • 出版社: 二見書房 (2002/10)
  • ISBN-10: 4576021869
  • ISBN-13: 978-4576021867
  • 発売日: 2002/10
  • 商品の寸法: 19.5 x 14 x 3.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 687,186位 (本のベストセラーを見る)
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 スカダー、スペンサー化?, 2003/1/6
レビュー対象商品: 死への祈り (単行本)
久し振りにスカダーをハードカバーで読む。禁酒を続けているスカダーの主な活動場所がバーからリンカーン・センターのクラシック・コンサートの会場に変わっていたり、助言者や彼の元・妻が亡くなっていたり、ひとり暮らしをしていたホテルがTJのねぐらになっていたり…もちろんそれらの伏線は以前の作品から張られていたものだ。文句を言う筋合いはない。でもやはり違和感がある。

プロットは例によってそれほど凝っていない。今まではそんなプロットなどなくても構わないほどの、圧倒的な存在感がスカダーにはあった。また、飲めなくてもスカダーがNYのうらぶれた酒場を彷徨う臨場感ー今回はさながらそれを感じることはできなかった。主人公に存在感がなく、プロットもそれほどではない、さらに悲劇的なのは犯人に「魅力」が全くないー面白いはずはない。

その犯人が「自分の視線」で語る数章がある。あとがきで田口氏も言及しているが、スカダーの一人称で続いてきたこのシリーズに、それはとてつもない違和感を与えている。エレインがもう少し理屈っぽくなり、ミック・バルーがもう少し腕力にモノをいわせるようになると、これはもうスペンサーだ。「餅は餅屋」にしておいてね、お願いだから。

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5つ星のうち 5.0 静謐なタッチに漂う”死”, 2011/3/23
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まこと (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
もはやミステリーの範疇には収まらない作品。主役が探偵(免許はないが)だというだけだ。この作品では、ブロックは犯人探しにそれほど興味を持っていないと思われる。実際、犯人へは意外なほど簡単にたどり着いてしまう(捕まえられないけど)。ブロックの主眼は、被害者の娘、元の妻を失ったスカダーなど家族・身近な人を突然失った人たちの戸惑い、混乱を描くのに置かれている。静謐なタッチのなかで淡々と進む全編に漂う“死”に深く考えさせられる。近作では『死者との誓い』に次ぐ傑作といってもいいだろう。
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