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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
墓泥棒対策で発展する墓,
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レビュー対象商品: 死の考古学―古代エジプトの神と墓 (教養選書 52) (単行本)
これは面白かったです……。
ご想像通り、墓とかミイラの話なんですが、 ただ墓の構造、ミイラの構造を書いてるものとは違う。 なぜ、ミイラ作りが必要とされたのか、 また、どういう理由があって、どのように技術の発展をみたのか。 墓も同じです。 この時代の墓はこうです、後にこうなります……ではなくて、 こういう意図を持って作られたからこうなったが、 問題が出てきて、こう対処した。 そういう「原因と結果」が分かりやすく書かれていて、すごく納得できます。 なにより、 エジプトでは先王朝時代から既に「盗掘」があり、 墓の発展の原因のほとんどが、その盗掘を防ごうとしたものであったこと、 それでもなぜ防ぎきれなかったのか。 どういう人が盗掘をしていたのか、 盗掘を免れたのはどんな墓か。 この部分は、本当に面白かった! 盗掘を防ぐための、知恵と工夫の数々。 落とし戸から棺のロックまで、ありとあらゆる手段を考え付いているのにはびっくり! しっかり図解もありますから、イメージがしやすいものが多かったです。 墓ひとつでこれだけ語れる&楽しめるのが、 エジプト考古学のすごいところですよね……! 内容は盛りだくさん。専門的なことを、噛み砕いて書いてくれている本と感じました。
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