ペンタジン中毒患者、十二指腸患者が相次いで死亡した。
O大学病院から安永記念病院に当直に来ている石倉祥子
は不審を抱いた。
点滴ルートのタコ管の部分に血が付いていた。これは
点滴ルートの使い回しではないかと疑いがかかる。
O大学の赤井医師の妻の姉が十二指腸患者で感染死した
ために赤井は石倉に調査を依頼するが、赤井は大学病院の
教授戦に選出されたため、身を案じて調査を撤回する。
教授戦にからむ大金のやり取り、策略まさに『白い巨塔』
の世界。そんなにしてまで教授になりたいのか?と我々
一般人は思うのだが、それが当たり前の世界なのだろう。
調査を止められた石倉医師であったが、恋人の乱風と共に
病院の闇をさぐる。
石倉医師の急患だった神山夫妻。大阪人らしい人情にあふれて
いて笑えます。実は私の実家の近くで起こった点滴作り置き事件
も取りあげられていて、本当に病院とは何なのか?と疑いたくなる中、
神山夫妻のあっけらかんとした人柄が一段と身にしみたりします。