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30 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
恐るべき生への執着,
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レビュー対象商品: 死のクレバス―アンデス氷壁の遭難 (岩波現代文庫) (文庫)
「人間と言うのは、ここまで生きることへ執着できるのか」凄まじい迫力で迫り来るものがあります。 骨折してクレバスへ転落した後の三日間、 著者は飲まず食わずで這いつくばって、仲間のベースキャンプにまで まさに必死の思いで辿り着きます。 生還するんだと言う、強烈な意思が無ければ絶対に有り得ない話です。 意志の力の素晴らしさには、ただただ感嘆するのみです。 ただ、登山のディテールの描写が、評者の知識不足なのか、 訳文のせいなのかは分かりませんが、分かりずらい部分があります。 ただ、それを割り引いても絶対に読んでみる価値のある本です。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読んでて足が痛くなる,
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レビュー対象商品: 死のクレバス―アンデス氷壁の遭難 (岩波現代文庫) (文庫)
読んでるだけで自分の足が痛くなってくるほどの臨場感。本当に読んでて足がむずむずしてきます。映画化されたと知って、映像化できたのか?と驚きです。6000mの雪山で骨折・遭難して、生還不可能と思える状況から生きて帰ってきた本人が書いた本だから生々しい内容は偽りなし。骨折した足を引きずって、まさしく這いつくばってベースキャンプへ戻ろうという努力は痛々しさ充分。もしベースキャンプにたどり着けても引き払われて誰もいなかったら..と考えがよぎりはじめるところは絶望感いっぱい。読んでてつらくなるけど、遭難者の心理を追体験出来る(千分の一程度ですが)、貴重な本です。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
遭難の疑似体験ができる本,
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レビュー対象商品: 死のクレバス―アンデス氷壁の遭難 (岩波現代文庫) (文庫)
20年近く前に読み、その後機会のある毎に山岳部の仲間に貸していた本です。
冬山の経験がある人なら、そのリアリティーに恐怖を感じるでしょう。 前半の登頂までの記述とクレバスの中で生きていることを知り、戻る戦い。 情景描写もさることながら、その心理描写は事故経験者には当時にオーバーラップし 古傷が疼いてきます。 岩や雪をやらない人にも、遭難とは何か、生きるとは何かと臨場感を以て伝わります。 決して諦めないことが「帰る。」唯一の道であることが理解させられます。 もしあなたが、事故にあった時この本で疑似体験したことを思い出せば、あなたも帰れます。 そんな本です。 山での事故を素材にした記録文学では最も怖い作品です。 訳者が現役時代に東大山岳部に籍を置いて居た年齢を重ねた人であることも秀作にした一因でしょう。 文庫版になる価値のある一冊です。 また本書を原作とした「運命を分けたザイル」も私の知る限り最も優れた山岳映画です。
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