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35 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
うまいよ、これは…,
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レビュー対象商品: 死ねばいいのに (単行本)
本の内容はミステリーだから書けませんが、アマゾンの紹介文でも、 「死んだ女のことを教えてくれないか―。無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。」 とあるとおりで、このパターンで無礼な男に尋ねられた人たちの視点で 何人かが尋ねられるわけです。 というとどこがおもしろいのかちっとも分からないでしょうけれど、 僕が思ったのは、たったそれだけの場面(移動も、動作もほとんどないわけです) を一人称で描いているのに、心の方の「動き」はものすごく鮮やかで、 これが本当に文章だけで書かれているのか??と驚くほどでした。 地の文とカギ括弧だけの、風景描写もない、ほとんど会話しかないやりとりを 描いて、ここまで表現できるっていうのはうまいとしかいいようがない。 確かに無礼な男は決めぜりふ的に「俺は馬鹿だから」というし、そのわりに 弁が立ちますが、彼のいう「馬鹿」は学がないと言うほどの意味だと 思えば(つまり、本質的な馬鹿の意味ではなく)、全然、あらというほどの ことはないと思います。 僕は、最初の人の話を読んで、すっかり笑ってしまい、最後のあたりでは、 だんだんくらーーい気分になっていくという、滅多なことでは得られない 珍しい感想を持ちましたが、それもまた巧みな組み立てではないか、と。 だってこれだけうまいんだもん、それで十分ですよ。
49 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
不快娯楽ともいえる作風,
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レビュー対象商品: 死ねばいいのに (単行本)
人が普段当たり前のように感じ、信じているものを砕き、人の心の闇を抉るような作品だったと思います。多角的な価値観を持つ作家、京極夏彦さんのある種ひねくれた側面がフューチャーされた作品だと思います。 帯に書かれたようなミステリー要素はほぼ無いですが、「非常に整合のとれたプロットにも関わらず、座り心地の悪い」感覚を味わう事ができます。その居心地の悪さをどう受け取れるかが不快娯楽として今作を楽しめる鍵であると思います。 個人的には今作のような作家像が筆者の持ち味であると思えるので、ファンの方は楽しめるのではないでしょうか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ほんとだ,
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レビュー対象商品: 死ねばいいのに (単行本)
通勤電車の中でこの本を読んでいる人がいて、タイトルをみて???って思いどんな本だろうと思い買いました。読みながら、これって私に言われてるみたいって思いました。今までの事とか思い返して、この少年に会ったら私も 同じ事を言われるんじゃないかなって思いました。 迂闊に物を言ったり、態度にだしたり、自分を振り返らないといけないって思いました。
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