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死後に発生する多種多様の「事務手続き」(これを著者は「死後事務」と称している)について対処するための方法が述べられた本。かつては家族や親族、町内会などが担ってきたそれらを、「生前契約」というシステムによって補おうとするNPO団体の活動についてが主。死後、病院からの遺体の搬送、葬儀、埋葬、遺産・遺言についてなど、記述が大変具体的でわかりやすい。NPOりすシステムについての手前味噌な紹介が多少目に付くのでそれをわずらわしいと思う人もいるかもしれないが、その団体がこのシステムを作ったのだから致し方ない。読むと、よく作られたシステムだと思わずにはいられない。
遺言状は、特に資産のある人は必ず公正証書にしておくということ(その方法も費用・諸手続き含め詳細に説明してある)はわりと常識的に言われていることではあるが、具体的事例があり説得力がある。資産のある人もない人も、いずれは死ぬ。一読の価値ありと思います。
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