死ぬまでROCK!
このタイトルを付けられたいきさつが、音楽雑誌「We Rock」のインタビュー記事で語られていた。正確な文言は忘れてしまったが、○○龍氏のベストセラー「14歳のハローワーク」の中に「ロック歌手」の職種も記載されていたのだが、その内容がどうやら犬神様のロック魂に更に火をつけたようである。「・・・ロック歌手とは、ある一定の時期にライブ活動をする人のこと・・・」。
自分たちは、そんな生半可な気持ちでロックをやっているのではない!!死ぬまでやるんだ!!と腹の底から感じ、くだんのタイトルを付けたとのこと。
それだけに、本アルバムからは、彼らのロックに対する思いがこれまで以上に溢れている。ミニアルバムなので曲数こそは6曲と少ないのだが、すべてストレートでアップテンポなメロディに、相変わらずの不謹慎で奇怪な歌詞を乗せている。ライブ会場で観客がエキサイトできるように意識して作られたであろう楽曲が揃っている。
先日、大阪でのレコ発ツアーに行ってきたが、やはり今回はいつも以上にアップテンポの曲が多かった。
タイトルの話に立ち返ると、表題曲「死ぬまでROCK!」の中盤で、凶子さんが「命削って作った唄に その日の気分で評価をくだす 知識は立派な音楽ライター それでもこっちは死ぬまでROCK!」と腹立たしげな口調での語りが入る。今回、これが最も彼らが伝えたかったことではないだろうか。
自分は何度も彼らのライブに足を運び、お金儲けよりも自分たちの信念を貫く真摯な姿に、ただただ敬服するのみである。初期の頃のスローでおどろおどろしい“五寸釘的ロック”が懐かしく思うときもあるが、今後も彼らの信念通り突き進んでほしいと強く願うばかりである。