本書はアメリカで出版された本の翻訳で、文字通り有史以来のテレビゲーム(PCゲームも含む)1001タイトルを挙げて、1ページに1タイトルを紹介し、ゲーム画面写真と短評をつけたものです。
選考基準について、あまり詳しく書いていないのですが、「はじめに」によると「注目されるにふさわしい面白さをもつ1001本のゲームを紹介するという目的でこの本を作った」「リストアップされている作品の多くが伝統的な種類のゲームに入るが、一風変わった作品も多く含まれている」…とあります。
選考タイトルについて、自分なりに感じたことを書いてみます。
まず、アメリカでプレイされた(できた)ゲームということで、知らないものばかりかと思いきや意外なほど、知っているものが多く含まれていました。
また、これは当然といえば当然ですが、和製PCゲームは全スルーです。
メーカーで言うと日本ファルコム、T&Eソフト、システムソフト、ゲームアーツ、光栄 等です。
巻末にメーカー別のリストがあるのですが、これを見るとアメリカのメーカーは一社で大量にランクインしている会社がほとんどありません。
ところが、日本は任天堂、カプコン、ナムコ、タイトー、スクエニ、コナミ、セガ、SCEIあたりが大量にランクインしています。
ここらへん、一度定位置を占めるとなかなかその座を奪われることのない、日本的経営の賜物でしょうか。
個人的に入っていて意外だったり嬉しかったタイトルを挙げてみます……アーコン、バルダーダッシュ、チョップリフター、ゼビウス、ガントレット、カルカソンヌ、シェンムー、零シリーズ、テイルズオブシンフォニア、ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡、バイオハザード4、地球防衛軍3、Wii Fit、ぽっちゃりプリンセス …等(あくまで評者個人の基準でのチョイスです)
最後にゲームのカタログ(それもアメリカで出版されたもの)を7000円超という価格を出して買う価値があるかどうか? ですが、それは各自で判断してもらうしかなさそうです。
ゲーム歴の長い人には記憶をたどったり、友人との話のタネにするには持って来いと言えるでしょう。逆にタイトルにあるようにこれから昔のゲームを遡ってプレイするために買っても良いのかもしれません。
(なお、英語ができる人なら原書で買うほうが格段に安いようです)