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死ぬという大仕事
 
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死ぬという大仕事 [単行本]

上坂 冬子
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

2009年4月14日に死去した作家・上坂冬子氏の遺作。
’08年秋にがん再発が見つかり、手遅れと言える状態から、「緩和ケア」医療を選択することで残された時間を有意義に生きた記録。
それは同時に、自らの病状を受け入れて、「いかに自分らしく死ぬか」を徹底して追求した時間でもあった。
また上坂氏は、望む治療が受けられない「がん難民」が多発する医療制度に疑問を抱き、
自らの闘病を詳細に明かすとともに、病室で医師らにインタビューして原稿にまとめた。
かつてない赤裸々な筆致で末期がん患者の本音と真実が語られた「最後の傑作」である。

内容(「BOOK」データベースより)

著者は「緩和ケア」によって、充実した最後の日々を過ごすことができた。「死に方」までも自分で決めて逝きたいと願った作家が末期がんの不安、苦しみから「女の死に様」まで語り尽くした渾身の遺作。

登録情報

  • 単行本: 192ページ
  • 出版社: 小学館 (2009/6/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4093897174
  • ISBN-13: 978-4093897174
  • 発売日: 2009/6/16
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:単行本
『死ぬという大仕事』という書名が著者の作家姿勢が現れている。死というものをしっかり見据える理性に裏打ちされている。
 全人的にケアしてこそ医療と言う。医者と患者をつなぐ命を懸けた信頼関係の大切さということになる。緩和ケアを積極的に取り入れて、闘病と楽しく生きる心のゆとりがほしい。
ほとんどの日本人が病院で亡くなる現代、医師たちは人生のしめくくりを委ねられた「おくりびと」でもある。がん難民を生む医療は許せない。病院に見捨てられるようなことにならないように。医者は「病気を診ずして病人を診よ」とも言われる。そしてまた「患者も家族も最後まで希望は持っていたいと呼びかける。
「全ての患者に全人的医療を」というのが本書の一番言いたかったこととみる。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Coffey man トップ500レビュアー
形式:単行本
 著者(患者)は昭和史、戦後史をフィールド落としたノンフィクション作家だそうです。私は存じ上げませんでしたが、先日本書に登場する大学病院の医師の話を聞く機会があり、それがきっかけで手に取りました。著者は大方の患者と異なり、大学病院で療養入院をしているまれなケースだと思います。本書の上梓後同じように大学病院で療養入院をしたい患者や取材の申し込みでやや困った状況になっているそうです。

 内容ですが、癌患者の基本心得と医師の考えが著者のとの鼎談という形で構成されており、癌告知をされた方、その家族が初めて手に取る書籍としてお薦めだと思います。本書で特徴的なのはがん治療の現状がマスコミでも患者でもなく医師の視点で発言されている点ではないでしょうか。医師が直接執筆した書籍もありますが、忙しい臨床医が自ら本を書くということはそれだけで、何かしらのバイアス(患者を診てないので忙しくない、編集者がゴーストライトしている)が入ってしまうものですが、本書の発言内容は内容の評価はともかく、医師の目で見た日本の癌治療の現状が書かれている点は評価できると思います。この手の発言は影響力が大きく、考えの違う医師も少なからずいるのであまり文字となって出てくることはあまりない印象があります。最近医師でも公的な発言をされる方が多くなりましたが、私としては一部の意見ではなく多くの先生方の考えをお聞きしたいものです。

 政府の医療政策が、患者のためでなく医療費抑制が目的で医師や患者に多大な負担を強いていることはよく語られますが、その中身を分かり易く鼎談という形でまとめたことは筆者および編集者の功績だと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Fran
形式:単行本
病院を必死で探す癌難民を経験した者からすると現実離れした本。作家先生が大学病院で自身の末期癌を治療しながら出版社の息のかかった医師から理想的(であろうと思われる)末期治療を受ける内容は参考程度に読むべき。 すべての癌患者がこのような治療を受けられる事を絶対に期待してはいけない。書かれている内容も特別印象に残るものはなかった。
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