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死にたい老人 (幻冬舎新書)
 
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死にたい老人 (幻冬舎新書) [新書]

木谷 恭介
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 882 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

83歳小説家、長く生きた。絶望の果てに―― 自死決行。結果は!?

もう充分に生きた。あとは静かに死にたい――。83歳の小説家は、老いて身体の自由がきかなくなり、男の機能も衰え、あらゆる欲望が失せ、余生に絶望した。そして、ゆるやかに自死する「断食安楽死」を決意。すぐに開始するや着々と行動意欲が減退、異常な頭痛や口中の渇きにも襲われ、Xデーの到来を予感する……。一方で、テレビのグルメ番組を見て食欲に悩まされ、東日本大震災のニュースにおののきつつも興味は高まり、胃痛に耐えられず病院に行く。終いには、強烈な死への恐怖が……! 死に執着した小説家が、53日間の断食を実行するも自死に失敗した、異常な記録。

内容(「BOOK」データベースより)

もう充分に生きた。あとは静かに死にたい―。83歳の小説家は、老いて身体の自由がきかなくなり、男の機能も衰え、あらゆる欲望が失せ、余生に絶望した。そして、ゆるやかに自死する「断食安楽死」を決意。すぐに開始するや着々と行動意欲が減退、異常な頭痛や口中の渇きにも襲われ、Xデーの到来を予感する。一方で、テレビのグルメ番組を見て食欲に悩まされ、東日本大震災のニュースにおののきつつも興味は高まり、胃痛に耐えられず病院に行く。終いには、強烈な死への恐怖が!死に執着した小説家が、52日間の断食を実行するも自死に失敗した、異常な記録。

登録情報

  • 新書: 262ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2011/9/29)
  • ISBN-10: 4344982320
  • ISBN-13: 978-4344982321
  • 発売日: 2011/9/29
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 77,381位 (本のベストセラーを見る)
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By いせむし トップ500レビュアー VINE™ メンバー
面白かった。
「老人文学」というべき新ジャンルを切り開いたようである。

生きていてもしかたないから自死したという老人の記録である。
絶食と挫折、胃痛。
友人や福祉関係者とのやり取り。
著者はまじめに記録している。

皮肉なのは、
東日本大震災が老人(著者)の生への意欲を蘇えらせたことだ。

読み終えて思うのは、
自死とは、
哲学的なことではなく、
胃痛や震災のニュースへの好奇心によって、
決定的に影響を受ける、
まさに人間的なものなのだということだ。

死を選ぶことの重さを感じさせてくれる1冊だった。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
奇書と言っていいだろう。
餓死による自殺を企てる人間が語る言葉、残す言葉、それは正否を超えた真実がある。
既遂に至らなかったことを恥じているが、約40日間の断食は立派であり、
決意だけでは乗り越えられない壁が死であることを示してくれた点では、
インチキ教祖が語る宗教よりは随分高尚であると思う。

83歳…、でもこれだけやれるのだ。
大したことないと語るあなた、
はたして3日も断食できるのかな…。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本の魅力は、他人の経験を追体験できることだと思う。私も著者と同じ事を考えたことがあったけど、実行しようなどとは考えもしなかったよ…。いやいや…この著者はかなりの人物ですよ(笑) 高齢者の孤独死が問題視されている昨今、大半の人間は、同じような事を一度ぐらいは考えてるんじゃない?著者は自死できなかったけど、それでいいんじゃないかなぁ。そこに至る過程を追体験出来ただけで、充分楽しめましたよ。 人生の終わり方か…だれもそれをコントロールできないんだよね。困ったもんだぜ(笑)
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