全編にわたり著者が体験したことを書いているので迫力がある。
加えて、非常に丁寧で親切なつくりが特徴。
人生にはさまざまな分かれ道があり、私たちは毎日何かを選択して生きている。
岐路に立ってどちらを選ぶか迷ったときには、この本を読むと霧が晴れると思う。
執着を手放し、光や絶対的な自由がある方へ向かう、
宇宙と調和して生きるためのヒントが、ものすごい密度でつまっている。
最終章には、具体的な瞑想の練習法も紹介されている。
満員電車の中でできる瞑想法が7ページにもわたって紹介されているのは、毎日電車通勤している私には嬉しいかぎり。
「宇宙の果ての、その先へ行く」瞑想の達人になるための練習が、「駅で電車が来るまでの2〜3分間」や「コピー機の前で」もできるなんて愉しい。
常に冷静な視点を持ちながら、崖っぷちを命綱もつけずに突っ走るような著者の生きざまは、読後の爽快感とともに、未知の領域に一歩ふみ出す勇気もくれる。