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歴史を学ぶということ
 
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歴史を学ぶということ [新書]

入江 昭
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

9.11後、世界は本当に変わったのか?
戦後の混乱期に渡米し、ハーバードで長年教鞭をとってきた歴史家は現代をどう見ているか。初めて明かされる研究者修行時代、そして思考遍歴。渾身の書き下ろし!

内容(「BOOK」データベースより)

軍国少年として終戦を迎え、高校卒業後、渡米―シカゴ大学、ハーヴァード大学で長年教鞭をとってきた歴史家は、いかにして歴史と出会ったか?過去と向きあい、現在を俯瞰する。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/10/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061498118
  • ISBN-13: 978-4061498112
  • 発売日: 2005/10/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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29 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
シカゴ大学、ハーヴァード大学で国際関係史の教鞭をとった

研究者による、半自伝的歴史論。ちなみに、その筋では超が

つくほど尊敬を集めている研究者である。

もちろん、彼の戦時中の経験や、戦後まもなくの渡米と研究

生活など、興味の尽きないエピソードが散らばってはいる。

しかし、どれも描き具合が浅く、物足りない。レポートのよう

な感覚を受ける。

一言でいえば、この本は、残念ながら新書という形態にひきづ

られてしまっているのではないか。

せっかくこういった、価値あるテーマの本を書き下ろす

のであれば、部数は落ちたとしても、腹をくくって単行

本で出すのが潔いやり方だったのではと思ってしまう。

ツカ、文面の双方での「厚み」が欲しかったなあと。

四六判の単行本サイズで、分量をもっと確保できれば、

今より断然読み応えあって、面白いものになっただろう。

このタイトルと著者で新書で出すならば、カー『歴史とは

何か』(岩波新書)を凌がんことを目指すだけの気概が

ほしいと思ったのは、評者だけではあるまい。

以上をふまえつつ、かつ購入前の期待値対読後感を考えると、

辛目の点をつけたくなった。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 本書は三部構成からなる。
 第一部では著者がアメリカで歴史を学び始めるに至る個人史。単なる伝聞記に留まらず、アメリカの学問環境、学会動向にも触れるため、留学案内としての意味もある。
 第二部は著者自身による博士論文以来の研究紹介である。著書の論旨を紹介するに留まらず、なぜその様な研究関心が生まれたかという点についても丁寧に説明されており、若輩ながら歴史研究者を志すものにとっては非常に参考になる。著書の論旨などは今となっては既にほぼ常識とされるものも多いが、それは著者の研究の影響力が大きく、それだけ受け入れられていることの証左であろう。国際関係を相互イメージという視点から見る研究、対外政策の根底にある意識や思想を探る研究、国際関係における文化交流の研究、トランスナショナルな視野への注目。全て著者がパイオニア的存在であるのかは国際関係史・アメリカ外交史の専門家でない評者には分からないが、そうした現在では基本とされるような研究視角の発展に寄与してきたことは事実であろう。
 第三部は第一部、第二部を通して叙述されてきた著者の歴史研究の蓄積から、(紙幅もあり限定されるが)現代の諸問題を見る。政治と学問、日本と隣国の歴史認識、アジア地域秩序、9.11は世界を変えたか、の四点が扱われる。常識的な見解かも知れないが、それが著者の歴史研究の蓄積から導かれた、説得力ある見解であることが分かる。

 本書は、以上の構成からも明らかなように、何らかの疑問に対して回答や処方箋を与えるものではない。また筆者が如何に恵まれた生活を経てアメリカで成功し、斯くも大きな業績を打ち立てたことを自慢するものでもない。
 タイトル通り、歴史を学ぶということの意味、歴史を学ぶことを通じて何が分かるのかを、具体的に叙述した著作である。抽象的な歴史哲学の本は多くあるが、単なる個人史に留まることなく具体性を以て歴史研究について紹介する本は他に(知ら)ない。小田中直樹氏の「歴史学ってなんだ?」とはまた違った好著である。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kaz-p VINE™ メンバー
形式:新書
名を成した研究者の回想録に目がない私にとって、

戦後まもなく渡米され、国際的に活躍されたという

歴史学者の遍歴はそれだけでも興味深いのですが、

とりわけ恩師との出会いや、受けた指導に対する感謝

の念の記述が印象深かったです。

気軽に読めるサイズであり、特に難しい記述もないのですが、

学問に対する姿勢と、「歴史」というものに対する新しい見方

を教えてくれる本だと思います。
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最近のカスタマーレビュー
お薦め
自分の経験を振り返りつつ書かれているため、筆者自身が歴史学とどう向き合ってきたかということがよくわかる。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/25 投稿者: アジアの大学教員
良書
 長年アメリカの大学で教鞭をとってきた歴史学者の回想と思想の書物です。
 前半部分は著者の半生が事細かにつづられており非常に興味深いです。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/4 投稿者: 人文社会ルプザレジオン
学ぶということ
私は歴史には詳しくなく、よくわからないことも多かったのですが、

この本から学べたことがいくつかあります。... 続きを読む
投稿日: 2006/1/20 投稿者: 壁掛け時計
歴史学を志す次世代へのメッセージ
入江さんはアメリカ歴史学会の要職も勤め上げ、絶えず未来を見つめた著作でつとに知られる。歴史学を志した自らの個人史を第一部におき、第二部では歴史学者としての足跡を振... 続きを読む
投稿日: 2006/1/14 投稿者: Bibliothekar
歴史を嫌いだった理科系のひと向けの教養書
学生の頃、歴史認識の曖昧さ、あるいは年号の丸暗記が故に歴史が嫌いな理科系の人間であったが「過去そのものを変えることはできない。しかし過去に対する見方は変わるもので... 続きを読む
投稿日: 2006/1/7 投稿者: 時は金なり
新書ではなく、単行本として
トランス・ナショナルに世界の文化的・経済的つながりを分析することの重要性は理解できます。... 続きを読む
投稿日: 2005/12/4 投稿者: カナブンとスズメ
期待が大きかった分・・・
正直がっかりでした。
「なぜ歴史を学ぶのかなどについて、私なりの見方を回想風につづったもの」(P218)ということですが、... 続きを読む
投稿日: 2005/10/29 投稿者: Blue2
期待しただけにがっかり
留学の経緯や研究者としての経歴など、自伝的な内容をもつ第1部が興味深い。けれども、自身の歴史観を語る第3部が全然ダメである。国家間の文化的交流が大事だとか、偏狭な... 続きを読む
投稿日: 2005/10/27 投稿者: 絵本朗読者
内容薄い
... 続きを読む
投稿日: 2005/10/26 投稿者: wholovesthesun
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