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歴史を変えた気候大変動 (河出文庫)
 
 

歴史を変えた気候大変動 (河出文庫) [文庫]

ブライアン フェイガン , 東郷 えりか , 桃井緑美子
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

歴史を揺り動かした500年前の気候大変動とは何だったのか? 人口大移動や農業革命、産業革命と深く結びついた「小さな氷河期」を、民衆はどのように生き延びたのか? 気候学と歴史学の双方から迫る!

内容(「BOOK」データベースより)

人類の歴史を揺り動かした五〇〇年前の気候大変動とは、いったい何だったのか?人口大移動や農業革命、産業革命と深く結びついた「小さな氷河期」を、民衆はどのように生き延びたのか?現在、地球規模の温暖化に直面しているわれわれが決して無視できない問題に、気候学と歴史学の双方からアプローチした名著。

登録情報

  • 文庫: 408ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2009/2/4)
  • ISBN-10: 4309463169
  • ISBN-13: 978-4309463162
  • 発売日: 2009/2/4
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ありきたりの地球温暖化への警鐘本かと思って購入しましたが違いました。中世の温暖化によって人類の活動がどれだけ広がったのか。グリーンランドに牧場が出来、アメリカ大陸にバイキングが上陸しました。そして現在問題となっている温暖化とは逆の寒冷化によってどれだけの人々が死んでいったのか。確かに農業技術の稚拙や社会事情もありましたが、暗澹たるものでした。わずかばかりの気温の変化や海水温の変化で、これほどまでに人類が翻弄されるとは信じがたいものですが、よく読んで見ると地球温暖化問題についてちょっと待てよ?と、今まで読んだ環境問題の書籍をもう一度冷静に読み返すだけのインパクトがありました。はたして人類は温暖化した方が全体にとって良いことなのか、悪いことなのかみなさんももう一度考える必要があると思いました。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
ヨーロッパの気候変動と暮らしの関係を歴史資料にもとづいて記述・考察したものです.中世の温暖化,その後の小氷河期,最近の温暖化などについて淡々と,しかしリアルに記述されています.

これを読んで感じるのは,当時のヨーロッパを生きることの大変さです.翻って人類の未来は大丈夫でしょうか.人口増加に伴う食料確保はできるでしょうか.

1点,内容で解せないのは,1860年以後の初期の温暖化は,もちろん化石燃料の増加ではないのですが,著者は人口圧力による世界的な森林伐採の進行としていますが,本当でしょうか.

それはともかく,この本の面白いところは,学校の歴史では習わない,ヨーロッパの農民たちの日常の暮らし振りです.ご一読をお勧めします.実は訳者の解説がとても優れています.
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書では、14世紀初頭から19世紀半ばまでが小氷河期であったことからもたらされた気候の変動が、この500年の間に何度も繰り返し襲ってきた飢饉などの悲惨な歴史を、残された資料からリアルに書かれている。
本書に書かれている過去1000年間に残されている事実は、地球上では恒常的に異常気象が続いていたのではないかと思えてしまった。
このような地球気候の変動の歴史を顧みると、気象異常とう言葉の定義も学問的な視点で見直す必要があるのではないだろうか。
著者は、フランス革命やアイルランド移民などの原因を、気候に総ての因果性を持たせてはいないようである。
フランスでは、オランダやイギリスに比べて、政治の無関心から、農民環境が劣悪で、農業技術も遅れていたことなどから、天候不順が続く18世紀には、食糧難から国民の不満が革命へと向かっていったと考えられるし、アイルランドでは、イギリスの圧政や、ジャガイモだけに農作物を集約していたことが、ジャガイモの病気による大飢饉から多くの農民が国を離れた要因だったとも書かれていた。
遺伝子組み換えなどの多くの問題も抱えている現代の農業は大丈夫なのか?、と本書を読んで考えさせられてしまった。
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