ありきたりの地球温暖化への警鐘本かと思って購入しましたが違いました。中世の温暖化によって人類の活動がどれだけ広がったのか。グリーンランドに牧場が出来、アメリカ大陸にバイキングが上陸しました。そして現在問題となっている温暖化とは逆の寒冷化によってどれだけの人々が死んでいったのか。確かに農業技術の稚拙や社会事情もありましたが、暗澹たるものでした。わずかばかりの気温の変化や海水温の変化で、これほどまでに人類が翻弄されるとは信じがたいものですが、よく読んで見ると地球温暖化問題についてちょっと待てよ?と、今まで読んだ環境問題の書籍をもう一度冷静に読み返すだけのインパクトがありました。はたして人類は温暖化した方が全体にとって良いことなのか、悪いことなのかみなさんももう一度考える必要があると思いました。