毎日新聞と週刊ポストに寄せられ著者の書評・エッセイがまとめられている。
第1章 読書の真善美
第2章 歴史から何を学ぶか
第3章 苦悩する世界、その背景にあるもの
第4章 イスラーム世界を知る手がかり
第5章 アジアのなかで日本を考える
第6章 人生の糧を索めて
に章立てされ読みやすくまとめられている。
見通しの悪い昨今、書物をひもとき歴史に学び、問題の本質を見極める視点と良識を得るためにはどのような読書が必要なのか。
著者は、イブン・アッテクタカー(14世紀 イラク シーア派の指導者)
「(書物は)欺かず、疲れさせず、仮に読者が粗末にあつかっても、文句も言わず、読者の秘事を暴くこともない座右の友」の言葉を引用されていたが、しっくりきた。
特にイスラーム世界を知る手がかりは参考になりました。