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歴史と外交─靖国・アジア・東京裁判 (講談社現代新書)
 
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歴史と外交─靖国・アジア・東京裁判 (講談社現代新書) [新書]

東郷 和彦
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

政治が歴史に変じ、歴史は政治に転ずる。 そのダイナミズムをいかに掴み、国益を守るか。日本外交の第一線に立ってきた元外交官が 「昭和」の過ちを昇華せんとする体験的思索の書。

内容(「BOOK」データベースより)

政治が歴史に変じ、歴史は政治に転ずる。外務省を辞めて考えたこと。第一線に立って戦った元外交官の体験的思索の書。

登録情報

  • 新書: 328ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/12/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062879719
  • ISBN-13: 978-4062879712
  • 発売日: 2008/12/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書でテーマとして論じているのは次の6つ
1:靖国問題
2:慰安婦問題
3:日韓問題
4:台湾問題
5:原爆投下問題
6:東京裁判

著者は、1941年と1945年、開戦時と敗戦時の外務大臣だった東郷茂徳のお孫さん
35年にわたって外務省に勤務し、主として対ソ外交問題に当たってきたようである
そんな彼が外務省退官後、世界各地の大学の講師などを歴任しつつ、彼が関心を持ち、
勉強してきたことについて色々と書いているのが本書
本人も言っているとおり、数年間の勉強期間であるから、おそらく、専門家にとってみれば、
事実関係などの認識に問題があるであろう
だが、私自身関心のある原爆投下問題に関して言えば、非常によく問題点などが整理されており、
一つの研究史として捉えてもよい。特に最近の研究成果に十分気を使っているのがよい
これを読めば、アメリカの研究者らがどのような問題点について論争を続けているのかが、ある程度理解できるであろう
また、これを読めば、原爆投下決定研究が主としてアメリカ人研究者によって行われてきたものであることがわかる
われわれ日本人が、歴史問題としての原爆投下問題について、真正面から取り組んでこなかったことが、ここに表れている
(と、著者は論じているわけです)

星が4つなのは、全体としてちょっと読みづらいことと、彼自身の主張について同意しかねるところがいくつかあることです。
ただ、外交官ならではのバランス感覚なんだろうな、という意味で高く評価しています。
読みづらいというのは、回想が多いのですが、書かれている文章が、「今」思っていることなのか、
当時そう思ったことなのかが、少しごっちゃになってしまっている感じがしたからです。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
河野談話や村山談話の内容を読まずにいろいろと不毛と言っていい論旨がなされるなかで、日本の戦後から現在まで引きずっている各種の歴史問題が纏められた一冊です。

恐らくは反対する人も多くいる著者の意見だが、現在という視点でしか歴史を見られないというのは日本だけではなく、世界的な現象で考えてみれば当然でもある。
(物事を自分からの視点でしか考られない)
歴史的な背景による外交の難しさや著者の葛藤など示唆に富んでいます。
少し読みづらい点があるのが難点ですかね。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By smna
形式:新書
靖国、慰安婦、竹島、台湾、原爆、東京裁判・・・対外的な関係の上で論争が続くそれぞれ歴史的問題の項目について、左右・上下と多角的な見方を提供してくれる。とかくこうした論点に関する本は、この道を歩むべし!という論調で、全く別の道を否定するような書き方が多いが、左右のバランス良く多角的な見方を提供する内容になっており、外国人と政治問題を語る機会がある可能性のある(大げさだが)全ての日本人は、一度良く読んでおいた方が良いと思う。
もう一つ素晴らしいところは、新書であるにもかかわらず、極めてしっかりした「註・参考文献」がついていることだ。とかく新書サイズなら、或いはハードカバーの大きな本でも、こうした「論拠・証拠」を示さないで俗説に反することを述べる本が多い中で、見習うべき姿勢だと思う。
著者は、ロシアを専門とされた元外務官僚。多忙でも、現役時代から本書にあるような考えに思いを巡らした上で、外交の実務に当たっていたと信じたい。
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