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歴史とは何か (岩波新書)
 
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歴史とは何か (岩波新書) [新書]

E.H. カー , E.H. Carr , 清水 幾太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

E.H. Carr's What Is History? is the classic introduction to the theory of history. Exploding the Victorian myth of history as a simple record of fact, Carr draws on sources from Nietzsche to Herodotus to argue for a more subtle definition of history as "an unending dialogue between the present and the past". Lively, scholarly and challenging, this book is essential reading for anyone interested in the meaning of history and its role in society. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

歴史とは現在と過去との対話である。現在に生きる私たちは、過去を主体的にとらえることなしに未来への展望をたてることはできない。複雑な諸要素がからみ合って動いていく現代では、過去を見る新しい眼が切実に求められている。歴史的事実とは、法則とは、個人の役割は、など歴史における主要な問題について明快に論じる。

登録情報

  • 新書: 252ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1962/3/20)
  • ISBN-10: 4004130018
  • ISBN-13: 978-4004130017
  • 発売日: 1962/3/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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36 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
歴史家の営為 2004/5/23
形式:新書
この本は、題名の通り、ソヴィエト史家カーによる講演録です。各章はある程度連関しつつも、相互に独立した内容ですので、歴史についてのエッセイ集といった趣です。題材は、事実と解釈、進歩史観、歴史家による道徳的判断の是非など、歴史叙述における重要な論点が詰まっています。肝心の彼の思想はというと、いずれも非常に良識的です。勿論、全面的に賞賛するわけではありませんが、根底に存在する英国人らしいコモン・センスが、彼の歴史哲学全体を調和と均衡で包み込んでいるように思えます。とかく、極端な議論がもてはやされがちな現代においては、穏やかに語ることの重要さを実感させられました。歴史研究に携わる者でなくとも、読んでみれば、きっとその後の読書がもっと楽しくなる事と思います。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasuke
形式:新書
 大学では西洋史を専攻した私。史学科の課題図書の筆頭はこのE.H.カー『歴史とは何か』だった。そしてカーの決めゼリフは「歴史とは歴史家と事実との間の相互作用の不断の過程であり、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話である。」(p. 40)
 でもこれだけでは、カーの真意は伝わらないように思うので、私の言葉でカーの代弁をしてみたいと思う。
 一般的には、歴史的な事実というと、考古学や日本史の遺跡発掘のイメージで「客観的事実」を宝探しの宝を探すように「発見」し、それを記述したら歴史が出来上がり、という感じがするのだが、そうではない、とカーは言いたいのである。そして「主観的」という言葉が何か悪いものであるかのように考えられがちだが、そうではなく、歴史家の「判断」があって初めて「歴史的な事実」として認められるのだということである。そうすると主観的な判断が入るので「客観的事実はない」「不変の真理はない」と嘆いたり、怒ったり、ぐれたり、すねたりしてしまう人がなぜがいる。それが学問的態度ではない、って言うことなのだ。私たちができることは、限りなく近づこうという態度で臨むことだけだ。そしてあくまでも仮説として設定することに意味があるのである。「客観的事実」を設定すること、「不変の真理」を設定すること、それに意義がある。有るかどうかは問題ではない。(愛も神様もそういう存在だと私は思っています。)
 画家の安野光雅は数学者で水道方式で有名な教育家でもある遠山啓と対談し、以下のように語っている。「主観」という言葉のひびきが悪いものであるかのような誤解をとくこと。これが科学教育の第一歩だと思います。

●安野:ひとつの目的に到達するための一種の方向感覚のようなものはありますか。(中略)
●遠山:構想力といいますか、これは数学ばかりでなく、科学ぜんぶがそうだと思います。科学をあまり知らない人は、科学というのはわれわれの世界を写真みたいに写す学問だというように考えている。そういう人が多いのですが、実際は写真みたいな写し方ではない。むしろ、絵に近いです。不必要なものは大胆に捨象してしまう。重点的な点だけつかみだして見ていくんですね。だから、科学的な精神というのは、なにかおのれをむなしくして、写真のカメラみたいにならなければいけないように考えている人が多いようですが、実際は、そうではない。非常に主観がはいるわけです。
『空想茶房』(平凡社1986年 <初出> 美術と数学との対話『遠山啓との対話 教育の蘇生を求めて』太郎次郎社1978年)
2002-11-9記す
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kaizen #1殿堂
形式:新書
第1章では、歴史家について、ケンブリッジ近代史を引用して解説している。
第2章で、社会と個人について整理している。
第3章は、「歴史と科学と道徳」である。

注なども豊富で、歴史に親しむ際に、読んでおくとよい本である。
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もう20数年、10数回は読んでいます。
やはり大変な歴史的名著ですね。
歴女ブーム、万歳でしょうか。
投稿日: 18か月前 投稿者: strawberry-fields
新書・原著どちらもおすすめです。
 ソヴィエト史家であり国際政治学でも著名なカーが示した歴史観であり、歴史哲学に関する書物では定番としてあがるものです。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: さんべえ
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