47都道府県知事について書かれたものです。
各都道府県の知事については、任期、初当選時年齢、当選回数、生年月日、出身、出身大学と留学経験、主な経歴、主な政治的経歴の簡単なプロフィールがまず書かれ、各都道府県の地方政治においてその時代の知事がどのように影響力を持ったかについて47都道府県分が書かれています。これが本の約9割近くを占めます。
残り約1割は過去の知事についての著者の通信簿と今後の知事像のあり方とコラムです。
著者が知事を採点するにあたって重視した点は、優先的に取り組む課題の把握、課題解決のための方策立案、方策の実行のための政治力発揮、日本変革への貢献、経済成長率や人口増加率等の指標における成果、清廉潔白さを挙げています。著者は「真にすぐれた知事」として三木行治岡山県知事、桑原幹根愛知県知事、金子正則香川県知事、平松守彦大分県知事の4人をあげています。
著者が各地方政治を調べる際に各県別の政治資料文献が殆どないことに苦労する程に地方ごとの時事的な問題や政治史について殆ど語られることがないという地方ジャーナリズムの不在という問題があり、今後の地方政治ジャーナリズムの確立と地方政治史の研究と普及が重要と書かれています。
コラムとして統一地方選挙、初代公選知事、当選回数、学歴・経歴・年齢、著名知事特集、辞任理由、年収・退職金・知事公舎、マニフェスト、談合問題、知事選挙費用があります。