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歳月なんてものは
 
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歳月なんてものは [単行本]

久世 光彦
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

あざやかに輝いているからこそ、せつない。久世光彦が遺した幻のエッセイ42篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

久世 光彦
1935年、現東京都杉並区阿佐谷生まれ。富山県富山市で少年期を過ごす。東京大学文学部美学美術史学科卒業後、ラジオ東京(現TBS)に入社。演出家・プロデューサーとして「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」「ムー一族」など数多くのテレビドラマを手がけ、1979年退社。のち、カノックスを設立。1992年「女正月」他で芸術選奨文部大臣賞を受賞、2003年「センセイの鞄」が文化庁芸術祭優秀賞作品となる。作家としては、1987年に『昭和幻燈館』でデビュー。1993年『蝶とヒットラー』でドゥマゴ文学賞、1994年『一九三四年冬―乱歩』で山本周五郎賞、1997年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『蕭々館日録』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 193ページ
  • 出版社: 幻戯書房 (2011/10)
  • ISBN-10: 490199882X
  • ISBN-13: 978-4901998826
  • 発売日: 2011/10
  • 商品の寸法: 20.1 x 14.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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影法師 2012/1/4
正月には久世さん演出の向田ドラマを観るものだ、と決まっていた。
いつだったか、とうとう終わりとなり、しばらくして
久世さんもいなくなってしまった。
その後も向田ドラマは時折やっているが久世さんでない、
と思うとどうも観る気がしない。

久世さんがじっと観察したおもに俳優たちについての小文が並ぶ。
「私を泣かせた柄本明」「静かに変わった小泉今日子」
「帽子の岸恵子」…ちなみに、樹木希林だけはそのまま
「樹木希林」。
生瀬勝久の章はないのだが、印象的な一文が記されている。
これだけで、生瀬勝久はどれほどうれしかっただろうと
身勝手に想像する。

その他、久世さんが少年の時に出会った本、銀幕に見た西洋の俳優と女優。
そして風景。父の死。

あとがきにかえて、の夫人の最後の文章が濃い余韻を残す。
夫人もたいそうな文筆家なのだと初めて知った。
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