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歳三からの伝言 (講談社文庫)
 
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歳三からの伝言 (講談社文庫) [文庫]

北原 亞以子
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

幕末一のモテ男 新選組副長・土方歳三
新選組副長にして幕末一のモテ男・土方歳三。賊軍とされて京を追われ、江戸から末期の地となる蝦夷(えぞ)へ敗走しつつも、歳三は常に信じる道を突き進んだ。命を削る戦いの中で女を泣かせ、だが多くの女を惹きつけた志士の生き様を、鳥羽・伏見の戦いから慶応5年5月のその日まで、情感豊かに描く傑作長編時代小説。

内容(「BOOK」データベースより)

われらが青春の土方歳三。これほど女を悲しませる男はいないだろう。そして、これほど女を惹きつける男もいない。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/8/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062748304
  • ISBN-13: 978-4062748308
  • 発売日: 2004/8/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 386,181位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tapi0
形式:文庫
新選組モノの中でも、キャラクター描写が際立った作品だと思う。近藤勇にしても榎本武揚にしても松本良順にしても、個々の性格や思考のベクトルが判りやすく書き分けられている。それがホントかどうかは問題ではないし、追い詰められながら『俺は“新選組”の土方だ』という意地を貫き通す生き方は、スーパーポジティブシンキングというか、ヤラれたら倍にしてヤリ返すぜって、多摩のバラガキならではの生き方なのかもしれない。作中で大名格となった近藤が、新選組という“生き物”と次第に乖離していくあたりや、自分にとっての正義を貫こうとする歳三(離反後、近藤狙撃に加わった篠原泰之進を『あいつだけは生かしちゃおかねえ!』と憤るあたり、土方の人物像がリアリティをもって描かれている。議論で無為に時を過ごす事を潔しとせず、まず行動、自分に恥じない行動のみが己を生かす理由になると(ああレーゾンデートルてやつですね)、蝦夷へ向かう歳三。幕府の禄を食みながら、討幕などと声高に言う長州、薩摩の連中に対する怒りがナマで伝わる。タイトルの意味は最後の一行で判るのだが、ひたすら自分を肯定しようとする(その分、自己嫌悪もたっぷり)歳三が(当たり前だが)今さらながら『普通の人間』くさくてなかなか良い。
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