著者は歯周病によってたてつづけに2本の歯が抜けたそうです。
歯ブラシのやり方を見直し、徹底的に勉強し、何か所もの歯科医院を受診したとのこと。
そこで身につけた歯周病改善の歯ブラシ法です。
歯ブラシ法というと、ちょっと勉強した人なら、バス法、スクラッビング法、持ち方はペングリップ(鉛筆を持つように歯ブラシをもつ)、パームグリップ(一般的な歯ブラシの持ち方。手のひらで握る)などが思い浮かぶと思います。
著者の歯ブラシ法では、パームグリップでは歯周病の歯ブラシはできないし、ペングリップではほんの一部分の歯周ポケットの清掃しかできないとのこと。
驚いたことに13通りの持ち方が写真と文で説明されています。
「重要なことは持ち方ではなく歯周ポケットにいかにブラシの毛先を入れて清掃するか」ということだそうですが、それにしてもすごい。
歯ブラシ方法も少し変わっています。
歯の軸と同じ縦にブラシを合わせる。
歯ブラシの毛束をなるべくばらして、開いた状態を作る。
毛先を歯周ポケットに入れて清掃。
図や写真で詳しく説明されています。
他に、「歯科医の選び方」「いつ、どこで歯ブラシするか」「歯ブラシにかける時間」など。
「歯ブラシの吟味」では、頭部の長さ、頭部の長さと毛束の列、毛の長さ、硬さ、毛の色、柄について、詳細に書いてあります。
私は使ったことがほとんどないのですが、「ゴムチップ」が歯茎のマッサージに有効とのこと。
著者は自らを「プロの歯周病患者」と称していますが、ここまでの知識と経験を会得しているのはまさにプロ。玄人はだしとはまさにこのことです。