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歩き遍路―土を踏み風に祈る。それだけでいい。
 
 

歩き遍路―土を踏み風に祈る。それだけでいい。 [単行本]

辰濃 和男
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

著者がへんろ道で出あった人、遍路にかかわりのある人のうち、10数人を「へんろ道の人びと」として紹介するほか、一番霊山寺から八十八番大窪寺までのへんろ道を歩いた旅の記を収録した、読む遍路。人間再生の感動の記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

辰濃 和男
1930年、東京に生まれる。53年、東京商科大学(現一橋大学)卒業、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、社会部次長、編集委員、論説委員、編集局顧問を歴任。この間、75~88年、「天声人語」を担当。93年、退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 342ページ
  • 出版社: 海竜社 (2006/06)
  • ISBN-10: 4759309357
  • ISBN-13: 978-4759309355
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 370,707位 (本のベストセラーを見る)
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By 蓮霧
形式:単行本
 著者の辰濃氏は、これまでに3回の歩き遍路を経験している。本書は、その3周目の遍路体験をつづったエッセイのパートと、四国遍路に関わりをもつ12人の人々を紹介するパートとから構成されている。

 私も歩いて遍路道を1周したことがあるが、たとえば「『お接待』は生きるうえでいちばん大切なことは何か教えてくれる」といったような、多くの遍路が同じように感じているであろうことを見事な語り口で文章としてつむぎだしており、その手腕には関心させられる。また人物紹介のパートでは、へんろ地図をつくった人や霊場の住職などが紹介されており、こちらも経験者には非常に興味ある内容となっている。本書は、特に歩き遍路の経験者にはおすすめの一冊である。

 同じ著者による類書に「四国遍路」があり、こちらは2周目の遍路体験をつづったエッセイで、本書のような人物紹介のパートはないが、こちらもおすすめである。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 5回に分けて59日間の歩き遍路を体験したのが著者。車で行っても得られる遍路のよさをここで言ってもしようがない。歩き遍路でなければ得られない功徳のようなものが本書にどう書かれているか調べてみよう。
「情報量が十倍は違います」いろんな人に会い、いろんなものをふんだんに見聞きして、ひとつひとつ書けば切りがないが、ほんの少々書き抜いてみよう。
「歩き遍路の醍醐味は」「海辺の道を歩くとき」「山深くわけいった道を歩くとき」しかし、今「へんろ道」らしい道は、せいぜい1〜2割。土の道には希少価値がある。
「急ぐ遍路に得はなし。今までの生活、急ぎすぎていた」
「歩いているとそれはそれは沢山の親切を受ける」「それらは限りなく何げない風情で提供される」「感謝感謝の旅でした」
「遍路は辺土。ざわめきを離れた静かなところ、山川草木の憩う温かなところ」
「菜の花や旅こそ自由鈴ふりて 手束妙絹」「歩き遍路はやはり独りがいいですね」
 遍路は祈りの旅【究極の祈りは、宇宙の営みへの感謝の祈り】 
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ウォーキングが健康にいいというので流行っている。
歩くというごく普通の人間行為が流行るのもフシギだが、なんとなく嬉しくもある。

さて、本書だが、実にいい!
表紙の装丁もやわらかくてすごくお気に入りだ。
〜土を踏み風に祈る。それだけでいい。〜
こういうサブコピーが付いているが、それだけで早くも巡礼気分になる。
たくさん四国遍路の本を読んだが、さすがに辰濃氏の文章が持つ雰囲気はすばらしい。
と同時に著者はモノゴトをとらえる心もすばらしい。
四国遍路は、ただ歩くということだけではなくて、道程でこちらの心を運び、誰かの心を頂くということなんだろう。
人間がキライになりそうなくらいに殺伐さが増えている現代だけど、歩くことで人間に出会ってみたくなった。
もちろん四国遍路で。
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