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武道のリアル
 
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武道のリアル [単行本]

押井 守 , 今野 敏
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『戦争のリアル』に続く押井守対談本第2弾!
押井守が、作家にして空手道今野塾を主宰する今野敏と、時には冗談を交えながら、武道の本質に切り込んで行きます。

内容(「BOOK」データベースより)

『戦争のリアル』に続く押井守対談本第2弾。戦争を描き続けた押井守と小説家にして武道家である今野敏が実践で語る「武道」の本質。

登録情報

  • 単行本: 388ページ
  • 出版社: エンターブレイン (2011/2/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4047267171
  • ISBN-13: 978-4047267176
  • 発売日: 2011/2/26
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By 花狸和樹 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
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数十年間「少年」をやっている二人の大人の対談。
前作の「戦争のリアル」では対談といいながら押井氏の発言が岡部氏のそれを凌駕していたが、「武道のリアル」では攻守のバランス
が良く押井氏が完全に聞き役に徹していたり、アニメやゲームの話になると今野氏の発言が「ふふふ」・「おー」・「ああ」となり
受け方が自然で押井氏が熱くなっている事がうかがわれる。

内容は、格闘技の好きなオジサンが昔から疑問に思っている格闘技に関する「ウワサ」・「都市伝説」から沖縄の空手の歴史、格闘技
映画のあれこれとバラエティにあふれて詰め込み過ぎ。しかし現役で実践されていることもあり地に足がついた内容で、これから義務
教育で「柔道」が必修になることもあり[第5部]指導者の条件は教育者にも読んでもらいたい。

「生兵法は怪我のもと」なのに、これ以上の事故が起こらないよう「武」という精神の本質を知る良い本だと思う。
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By JBHHLW
50過ぎて空手を始めて、黒帯というのは偉いですね。
多分元々武道オタクだったと思うのですが、体験してからあらためて語ると「リアル」になると言うのは、後付けのようですが、誠実な態度だと思います。
選んだ道場、「今野塾」というのがピッタリだったのかもしれません。
競技から距離を置いた空手道場というのは、流行りのフルコンタクト、極真系道場の対極です。
高齢者が始めるのにはいいかもしれない。
フルコンタクト系ですと、苦しさに耐える為には苦しいことを体験しなければならない、と言われますので、高齢者にはつらいです。
ちょっと古武術研究会みたいな雰囲気は能書好きのオタクにはいいかもしれない。
空手道連盟の内実は錯綜しているようですが、沖縄空手の奥は深そうです。
空手はやったことありませんので、「アンリアル」ですが・・・・
やるんだったら「今野塾」にしよう。
土日やってるかな?平日は無理だ。
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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 映画監督の押井守と、小説家で空手家の今野敏が、武道について語り合う対談本。『戦争のリアル』の続編。

 前著『戦争』は、エンターテイメントな啓蒙書だった。
 想定する戦争を明確にし、それに勝つために必要な装備を、個人的な趣味に偏りつつ、冗談も交えながら、具体的に検討。読者は、笑いながら読みつつも、この議論通して「敵に勝てる予感」=「戦争のリアル」を獲得できる形式になっている。
 軍事的知識が豊富な読者に言わせると「つっこみどころが多い」らしいが、それでも売れたのは、本の構成というのか、形式と言うのか、そういったものがしっかりとした土台を作っていたからではないかと思う。

 一方、『武道』は、前著のような形式にはなっていない気がする。
 各章の話題に対して、両者が武道に関する知識や持論を述べるものの、本全体を貫通する形式がなかった。
 「武道の本質は、感覚的な"コツ"である」というようなことは何度も繰り返されるのだが、話題に対するアプローチの仕方が、それを獲得するためとは思えなかった。
 
 エンターテイメント的な面白さも、少なかった。
 前著は押井監督が趣味に走った持論を存分に展開し、岡部氏がつっこみを入れるという「漫才」が、とても楽しかったが、本書にはそれがない。
 おそらく、その理由は、戦争や軍事ほどには、武道に対しての愛情や知識が相対的に乏しく、その道に詳しい人につっこまれつつも、魅力的な持論を展開するに至らないからではないだろうか。
 また、対談相手が空手の師匠であるのも、弊害になっているのではと思う。「師に問う弟子」という構造は、『勝つために戦え』のように押井監督が師であるなら本領発揮だが、弟子になった途端、師匠に気を使っているのか、どうも輝きを失っている気がする。
 これらの証左に、「武道の本質」について語るのはもっぱら今野氏で、押井監督は「武道のリアル」が何なのか、主体的に、積極的には語っていないのである。

 さらに、誤解を恐れずに非常に個人的な考えを書かせてもらうと、前著で語られた「戦争のリアル」という概念は、人として持っているべき感覚だと思えるが、それと比べて「武道の本質はコツ」「武道はサバイバル」「空手は一生できる」などといったことは、そんなに重要だとは、私には思えなかった。
 どんな格闘技にも、最小限の力で最大の効果を発揮させるコツはあるだろうし、単に生きるだけなら争いに関わらないことが肝要だと思うし、寝たきりの老人に空手はできないと思うからである。
 また、そういった目的を達成するために、空手が最も合理的であるかも、本書を読んだだけでは分からなかった。他にもっと合理的な護身術や格闘技は、世界にないのだろうか?

 私は格闘ゲームの「鉄拳」が好きだが、第七部は正直いらないと思った。押井監督も「宣伝」と言っていたが、それにしても武道について語られている量が少ない。

 しかし、第一部と第二部で語られた、軍事や歴史などと武道の関係についての押井節は、とても興味深かった。
 なので、実現には様々な困難があると思うが、主要各国の軍隊や警察で採用された白兵戦闘術の歴史と技のコツだとか、各国武術の比較を通しての空手の合理性や強さを説明する、というような内容にして欲しいと感じた。

 以上のように、本書は、前著の続編と言いつつも、「笑える啓蒙書」にはなっておらず、「武道に関する師弟の懇談」といった感じである。
 よって、評価は★★。次回予定作『身体のリアル』で挽回を期待する。(再読したため11/9/23追記)

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 前著『戦争のリアル』で、私は軍の装備は想定する戦争によって決まるべきもだと気づかされました。
 テレビで自衛隊の装備が問題視されることがありますが、私の中に判断の基準ができ、溜飲の下がる思いがしました。

 本著『武道のリアル』にも同じ感動を求めましたが、残念ながら期待ほどではありませんでした。
 日本がいかに他国と戦争をするかはタブーになりがちで、私にとって大きな発見がたくさんありましたが、空手などの武道は様々な場所で話を聞くので、新鮮味がなかったのかもしれません。

 次回作は『舞踏のリアル』が予定されていますが、押井氏の映画のように、シリーズの常識を覆す面白さがあると信じて出版を待っています。
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