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武装解除  -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書)
 
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武装解除 -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書) [新書]

伊勢崎 賢治
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

職業:「紛争屋」
職務内容:多国籍の軍人・警官を部下に従え、軍閥の間に立ち、あらゆる手段を駆使して武器を取り上げる。

紛争解決の究極の処方箋?――DDR
ハンマーがひとつ、ふたつと、古びたAK47オートマティック・ライフルに打ち下ろされる。やっと銃身が曲がり始めたところで、涙を拭い、また打ち下ろす。ハンマーを握るのは、歳の頃は18くらい。まだ顔にあどけなさが残る。同じ年恰好の少年たちで構成されるゲリラ小隊を率いてきた“隊長(コマンダー)”だ。(中略)何人の子供たち、婦女子に手をかけ、そして、何人の同朋、家族の死を見てきたのだろうか。長年使い慣れた武器に止めを刺すこの瞬間、この少年の頭によぎるのはどういう光景であろうか。通称DDR(Disarmament、Demobilization&Reintegration:武装解除、動員解除、社会再統合)の現場である。――<本書より>

机上の空論はもういらない 現場で考えた紛争屋の平和論!
●魑魅魍魎の日本のNGO業界
●政治家なんて恫喝させておけ
●紛争屋という危ない業界
●後方支援は人道支援ではない
●米国が醸し出す究極のダブル・スタンダード
●テロを封じ込める決定的解決法
●和解という暴力
●紛争解決の究極の処方箋?――DDR
●多国籍軍の体たらく
●戦争利権としての人道援助
●日本の血税で買ったトラックが大砲を牽引する
●改憲論者が護憲論者になるとき

内容(「BOOK」データベースより)

職業:「紛争屋」職務内容:多国籍の軍人・警官を部下に従え、軍閥の間に立ち、あらゆる手段を駆使して武器を取り上げる。机上の空論はもういらない。現場で考えた紛争屋の平和論。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/12/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061497677
  • ISBN-13: 978-4061497672
  • 発売日: 2004/12/18
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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86 人中、76人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By チャウチャウ VINE™ メンバー
形式:新書
筆者は自らのことを紛争屋と呼ぶ。彼の専門は復興期のDDR(Disarmament、Demobilization&Reintegration

:武装解除、動員解除、社会再統合)であり、本書の中では東ティモールやシエラレオネ、そしてアフガニスタンでの経験が語られる。

そこにあるのは圧倒的な現実である。

政治家にロビーをし、丸腰で正規軍や軍閥と向き合い、各勢力とのネゴシエーションを経てようやく始まるDDR。

復興というとバラ色なイメージがあるが、脆弱な治安の中で「武器を手放させる」ことがどれだけの緊張感を伴うかが、

本書を読むとひしひしと伝わってくる。

そして筆者は紛争に対する日本の姿勢にも警鐘を鳴らし続ける。

自衛隊の海外派兵の仕方を批判する。日本でしか通用しない神学論争はもうやめろと言う。

そして憲法前文と9条が主張する理想を変えなくとも、DDRの中にこそ日本にできることはあるのだと声高に主張する。

憲法9条改正論議で「普通の国」とか「目に見える国際協力を」とか言う自称現実的な人たちにぜひ読んでほしい。

同時に自衛隊をどう使うか考えてこなかった護憲派の方々にも、一読していただきたい。

もちろん国際協力の分野で知り合ったたくさんの友人たちにも。

本書の意見に賛成であれ反対であれ、こういう意見が今までの日本の議論の中になかったことはゆるぎない事実であろう。

最後に、昨年受講していた講義に筆者がゲストとしてやってきた。

そのときこんな質問をしてみた。

「なぜそれだけ仕事に命を懸けられるのか?」

返ってきた答えは

「妻に常にかっこいいと思われていたいから」

なるほど、そういう動機もありである。

むしろそれくらい「普通に」国際協力を仕事とできる世の中が来るべきなのだ。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
所謂、紛争地域における復興援助について関心がある方には必読書であろう。人道的援助や後方支援といった言葉が一人歩きする欺瞞について、現地で銃を取り上げさせる筆者が余すことなく語っている。紛争地域における武装解除というものが、明確なマネジメントのプロセスであり、柔軟性を持った「プロの仕事」であるという事実に気づかせてくれる書である。確かにマネジメント・スキルもないNGOが現場に行ったところで、それはマイナス要因だろう。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By eTMkawa
形式:新書
本書は国際公務員として、また外務省の委託を受けて、

紛争地域の武装解除=DDRや行政を担ってきた著者の手になる、

日本の国際貢献のあり方を正すレポートです。

一貫して戦火の傷跡の生々しい現場で働いてきた著者の目は、

限りなくリアルかつクールであり、

真の現実主義が垣間見られます。

本書の節々に現れる日本(人)のいわゆる「島国根性」に対する批判、

とりわけ自衛隊の運用や平和のためのインフラの不備に対するそれは、

厳しいものがあります。

また戦争利権、NGOのの抱えるジレンマや、

アメリカの暴走に伴って顕在化しつつある、

国際協力の持つ問題性に関する指摘は傾聴に値します。

そして最後に、著者は、

日本におけるジャーナリズムの堕落や軍事音痴ぶりにさじを投げ、

日本国憲法の改正に真っ向から反対します。

本書は、積極的な国際貢献に関心のある方、

なかでも、自ら国際公務員やNGOの一員として働きたいと願う、

志の高く勇気のある学生にぜひ読んで頂きたい逸品です。
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投稿日: 2008/1/7 投稿者: もっと詳しく知りたい。
この人カッコ良い。
著者は国際NGOに所属し、アフリカ・アフガニスタン・東チモール等で紛争の解決を行ってきた。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/2 投稿者: 哲学する河童
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