武術の精妙な技が、なぜ常人の技を凌ぐのか高校物理の知識を利用し説明されています。
例として引かれているのは、空手、古流剣術、中国武術などですので、
それらの経験者にとっては、特に興味を惹くことでしょう。
技の裏に隠れているのは、まず、骨格とそれらを動かす筋肉群の効率的な制御。
その中で、腕や脚の動きに関してはイメージし易いため分かりやすいのですが、
体幹部に関しては筋肉群の動きがみえにくいため、もう少し図を多くして理解を助けた方が
良かったと感じます。
次に高度なものとして条件反射を利用すること、錯覚を利用することについてふれられています。
相当するものとして「合気上げ」、中国武術の「単鞭」が解説されているので試して見たくなりました。
でも、達人ではありませんので、そう簡単には、成功しないのですけどね。